New Zealand旅行記⑧ Waipoua Forest | この世はでっかい宝島

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アフリカ、エチオピアで人生観変わっちゃった若者の全速前進日記

オークランドからレンタカーで4時間北上するとあるWaipoua Forest(ワイポウアの森)。

ここにはカウリという種類の木がたくさん生えています。

このカウリの木は何千年もかけてゆっくりと育ち、樹齢何千年、何十mにもなる巨木です。
日本の屋久杉と姉妹木提携を結んだことでも知られています。

カウリは途中で曲がったり枝分かれせずに真っ直ぐ育ちます。
不要になった枝はまるで関節を外したかのようにきれいに落とします。
そしてとても丈夫で100年とかでも木材として使用できるそうです。

そこに目を付けたのがヨーロッパ人、カウリを見つけ大喜びしたヨーロッパ人は次々と大きなカウリの木を切り倒していきます。
それを使って船を作ったり家を作ったり、祖国に持ち帰って売ったりしたそうです。
本当に最高品質の木材になるそうなんです。

そしてカウリの数は激減してしまったそうです。

今はもうカウリを切り倒すのは法律違反になります。
そのため今市場に出回っているカウリは自然に倒れてしまったものや、何百年も前に倒れて地層の中から見つかったものだそうです。
土の中で何百年寝ていた木材ですら使えるそうですよ!!

そんなカウリの木を見てみましょ~

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ワイポウアの森の中にいるとまるで恐竜の時代に迷い込んだみたいな感覚になります。

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こういった植物もそういった雰囲気を醸し出しますね!
え?どういった雰囲気だよ!って??w

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巨大な木が現れてきましたよ~

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まっすぐときれいに生えてるのが分かりますか??
枝もきれいに落としていってるんです。

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さらに奥へと進んでいきます・・・

森の奥にはマウリ語でTane Mahuta(タネマフタ=森の主)と呼ばれる今見つかっている中で一番背の高い巨木がひっそりと暮らしているのです。

マオリは日本人のように自然を崇拝しています。
自然の中に精霊がいると信じています。
僕はそこにすごく親近感を覚えます。

本当はタネマフタも「森の神」という意味なのだそうですが、キリスト教社会では神は唯一の存在なので、木に神が宿るというのは理解しがたいらしく、彼らにも理解しやすいように「森の主」と紹介しているそうです。

とにかく、タネマフタが近いです!!




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ドーン!!!!
僕が下のほうにいるの見えますか??
すっっっごいでかいんです!!

写真じゃなかなか伝わらないのが残念・・・

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幹は17.7m、枝の最高到達点はなんと51.5m!!!!
もうしばらく黙って見入ってしまいます。

こういう超壮大な自然の中にいると本当に何かパワーをもらえる気がします。
毎朝タネマフタに会いに散歩に来たいくらいですw

ワイポウアの森、交通の便がよくありませんがNZに訪れた際はぜひ行ってみてください!
屋久杉見に行きたいな~~