それについてはだれも教えてくれなかった  #思ってたのと違ったこと   | お願い!フェアリー ないしょ話
2023-09-23 02:05:53

それについてはだれも教えてくれなかった  #思ってたのと違ったこと  

テーマ:大人のぼやき

思ってたのと違ったこと

とても面白いお題だ。

思ってたのとちがった。この感覚は何度も味わう人と、一、二回で済む人がいるんじゃないかな。

わたしは何度も味わった派である。

それでけっこう無駄に疲労している。

 

「思ってた」=「想像していた」「期待していた」だろう。

 

「思ってたのとちがった」=経験する前の情報不足、間違っていた情報、というよりはやってみないとわからないことが

             多すぎる。

 

いやいや、やってみないとわからないけど、容量のいい人はある程度はやる前から見えるのかもしれない。

 

ちょっとここから人によっては嫌いなネタになる。

 

20代のころ女数人で初めて男女の一線を越えるという話になった。

 

一人の子があっけらかんと言ってくれた。「あんなに足をひろげなきゃいけないのびっくりしなかった」

 

そこらはもう、本音炸裂コーナーだった。

 

 「体固いからできなかった」「体操だよね」「ロマンなんかないよね」「結局上手くいかなかった」

 

最後にある子が言った。

 

「だれも教えてくれないことだもんね!」

 

そうだ。わたしたちはいつだって「だれも教えてくれなかった」ことについて真実を知った時、大変な思いをする。

 

最近、芸能界での性被害などが今さらになって話題になっているが、劇団系の人たちも当時は話せなかった被害について

 

語り始めている。

 

知り合いにわかいころ、演劇を志し辞めた人がいる。

 

それなりの劇団だったが、男女関係がぐちゃぐちゃしすぎていて、結局その人間関係に上手く立ち回れる人が生き残る。

 

その構図を見てることすらイヤになったと。

 

何も知らず田舎から上京した自分がはずかしかったそうだ。

 

これもだれも教えてくれないことだ。

 

SNSの普及で昔は手に入らない情報が簡単に入るようになった。

「思ってたのとちがった」が減るかもしれない。

 

しかしSNSの普及で勝手に思い込む人も増えるだろう。

 

自分の職業は作家なんだけど、作家同士のSNSのやりとりとかを見ていて「自分も入りたーい」と思ってしまう十代もいるかもしれない。

 

そしてその子が「作家」になった時、思ってたのとちがったになるのかも。

 

そこはだれにもわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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