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2025年03月25日
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カテゴリ:博物館など
​ トーハク大覚寺展の第2会場E室の一画に、「御冠の間」が再現復元されていた。三方の障壁には、狩野山楽筆による「山水画」が描かれている。水辺を中心として、穏やかな景観の水墨画が描かれている。この空間に座ると、気持ちが落ち着きそうだ。20面あるうちの13面が展示されていた。​

​ 南北朝時代の後宇多法皇が院政を摂ったとされる。再現された御冠の間には、上畳の脇に冠を置く冠台が置かれ、帳台構に装飾された蒔絵が見える。1392年(明徳3年/元中9年)に南北朝講和会議(明徳の和約)が大覚寺正寝台で執り行われたという。​

​ 南北朝時代は、1337年から始まる。その経緯などは、小説「​太平記​」に綴られている。北朝・自明院統は、足利尊氏が光明天皇を擁立。南朝・大覚寺統は、京都を脱出した御醍醐天皇が吉野に行宮を遷す。約50年続いた抗争は、南朝の後亀山天皇が吉野から京都に帰還して、北朝の後小松天皇に三種の神器を渡す。その後暫くは交代制をとったという。​


写真1 展示室Eに再現復元された「御冠の間」


写真2 王座背面の障壁画。


写真3 御冠の間の「山水画」 狩野山楽筆。


写真4 雪景山水画と杉戸に描かれている山水画。


写真5 意匠からみる御所の名残りと謎の解説パネル。


写真6 桐竹蒔絵帳台構部品と後宇多天皇肖像画。

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Last updated  2025年03月25日 05時00分07秒
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