ギリシャ 債務不履行への懸念強まる NHKニュース
(・w・) ギリシャの債務問題を巡る協議は物別れに終わってしまい、
ギリシャが債務不履行になる可能性は高まりつつあります。
(=Д=;) で、金を貸す側のEU、及びドイツの主張はまとめると
・年金の切り下げ
・増税
・一層の緊縮策
(。Д。;) これらはギリシャに今日まで続いている長期不況を
及ぼしている原因なため、ギリシャにとっては留まるも地獄、
ユーロから去るも地獄という惨事に陥っています。
(=w=;)
そもそもユーロの採用とユーロ圏の金融政策の統合ってのは
それよりもハードルの高い財政統合を後回しにして先行して
実施したものです。
(・w・;) そして本来個別で通貨を使用していれば、輸出過多
貿易黒字過多で通貨高が発生して割高になり、ドイツの輸出は
現在よりも低く抑えられていたでしょう。
共通通貨制度はそうした為替による輸出入の自動調整機能が
効かなくなるため、ドイツにとっては都合がよく、ユーロ域内の
ドイツ製品の輸入国にとっては都合が悪い制度でもあります。
(。Д。;) ユーロの制度の最大の受益者であるドイツがその責任を
果たすために高債務の南欧各国に積極的に財政支援を行うなら
問題はないでしょう。
(=w=;) しかし、実際のドイツはその責任を取ろうとしません。
利益は自分達の物、高債務国の債務は自己責任。
この無責任な態度がついに、ギリシャを限界に追い込み、その連鎖を
南欧各国に連想される惨事に追い込まれてきています。
(=ワ=;) しかも、2012年に先延ばしにした問題が現在噴き
上がって来ているわけで、問題解決に十分な時間があったのにも
関わらずこの惨事です。
(=w=;) ユーロ圏は最大の受益者であるドイツの財政面での
無責任な態度が原因で終焉を迎える危険性が出てきています。
早く正気に戻ることを祈らざるを得ません。
ユーロ圏財務相、悪影響の抑制策に重点-ギリシャ国民投票へ
- Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQM3PJSYF01S01.html
(・w・;) しかし、各国はギリシャの債務不履行後の悪影響
抑制案にシフトしている始末。船に穴が開いても、それを
塞がずに水を汲みだそうとするような本末転倒さがあります。
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ギリシャ債務問題でドイツが応分の責任から逃れ続ける限り
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