最近、「ChatGPT」という言葉をよく聞きますが、一体何なんですか?
「文章を生成できるAI(人工知能)」のことだと言っておこう。このAIがやっていることは、5兆語といわれる語彙を覚えさせ、膨大な言語のデータベースをもとに「ある言葉の次にくる言葉を予測し、つなげる」という作業だけだ。
それだけで知的な会話ができるんだなぁ。
うん。2022年1月にサービスが開始され、2月後に1億人がユーザーとなった。
すさまじい勢いで全世界に広まったのですね。ChatGPTのどこに魅力というか革命的な点があるのでしょう。
第一に、もはや「ググる」ということが不要になるかもしれないのだ。
「ググる」とはインターネットを使用して検索することですよね。検索とChatGPTにはどんな違いがありますか?
「世界で一番美味しいカレーの作り方」で検索してみて。
↓となりました。
検索すると、それに関連するサイトがダダ―っと画面に表示され、我々はそのサイトに行ってみて、自分で情報を確認するということになりますね。
では、世界で一番美味しいカレーの作り方についてChatGPTに聞いてみたまえ。
↓のようにいきなり答えが出てきています。
いきなり答えが表示されるので、検索してサイトに行き、そこで自分で調べるという手間が省けますね。
そこが、第一の革命的なポイントだ。これからは検索が不要になるということだよ。第二に、その能力は司法試験を合格できる、あるいはアメリカンの一流大学のMBA資格を「優秀」な成績で取れるほどだ。もちろん質問にたいして真実を答えられない場合もまだ多いとのことだが…。
そこまで力があるのなら、自分の優秀な先生や秘書として使えそうです。
第三に質疑応答、要約、翻訳、プログラミングができる。
ということは、カスタマーサポート、一部の記者、翻訳家、プログラマーなどは失業するかもしれません。
たしかに、一部の仕事はChatGPTに切り替わることだろう。また、このChatGPTを使いこなせるかどうかで、人々の間に圧倒的な二極化が生じるかもしれないとも言われている。
新しい技術を使いこなせることで、競争に勝てるということですね。
うん。これからはChatGPTなどのAIを使いこなすこと、あるいはAIにはできないことができなければならないということだ。
とりあえず、学校の国語の要約の宿題をChatGPTにやらせてみよ。
こらぁ!!!
拙著です↓。講師と生徒二人の会話形式で社会科を語る本です。 ゼミナールに参加する気分で、単なる暗記じゃない、基本から説き起こす社会の参考書をぜひ知ってほしいです。 以下から立ち読みも可能です。
拙著に込めた思いについては
「やさしい中学地理」について | やさしい社会ブログ (ameblo.jp)
「やさしい中学歴史」について | やさしい社会ブログ (ameblo.jp)
「やさしい中学公民」について | やさしい社会ブログ (ameblo.jp)
を参照してください。
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