今日ヤフーニュースを見ていたら衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。
厚年基金、10年かけ廃止=「代行割れ」5年内に解散―厚労省案(時事通信) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000137-jij-pol
え、年金遂に無くなん
の?????
確かに散々年金は危ないと言われてきても、いざその時が来たとなるととても正気ではいられません。
百歩譲って年金をもらえないのはいいとして、
今まで払って来た年金はどうなんだ
よ!!怒
と、思いますよね・・。
しかし、よくよく年金と年金基金の違いを調べてみると年金がもらえなくなるわけでも、今まで
払ってきた年金が無駄になるという意味ではないようです。
ここでこの二つの違いをはっきりさせておくと、
年金とは私たちが国に支払う公的年金です。
そしてここで問題になっている厚生年金基金とはいわゆる企業が社員の福利厚生として運用する運用先のファンドのこと。(401K制度で自分で運用先を選ぶ場合もあります。)
定期的に企業が私たちのために積み立てて運用し、それを定年後に公的年金に上乗せしてくれるというシステムになっています。
私たちが定年後にもらえる年金というのはこの二つを合わせたもので、つまり企業年金の上乗せ分を廃止しましょうということのようです。
今まで払って来たお金は無駄にはならないですが、年金をもらえる額の方は確実に少なくなる可能性が高いですね・・。
まぁ、もとから私は年金に頼る気は毛頭ないのですけどね。。。
ただ、こういったシステムを知らずに乗っかっているのと、知っていてあえて頼らないのとでは全く将来の行く末が変わってくるので、常にこういった情報にアンテナを張っていた方が良いですね。
やはりコミュニティや国を超えて自立していく力をつけることが、周りの環境に振り回されない一番の防衛策だと思います。