馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

(3)アイビーグラフィティ 中華街 港が見える丘

2024-04-27 06:08:25 | 日記
(2)アイビーグラフィティ青春無頼中華街を彷徨う。

続きです。

一心にとっては、中華街 山下公園、港に見える丘公園は
10代から20代、まで限りなく青春無頼でした。
親父は、横浜の造船所で働いていた。
今でも記憶にあるのは、高2の時
夕方、親父に異変が起きているのでは胸騒ぎしていた。
その夜、一報が入る。
親父が造船中の甲板から転落
瀕死の状態である。
それから親父は長期入院生活が始まった。
弟は結核になり、療養所で入った。
兄は浪人中
働き手は、病弱な母が食料品店で働くだけ。
貧乏生活が続く。
現在、造船所は閉鎖して跡地ランドマーク




17歳 やりきれない心身の葛藤
心の闇を吐き出すために、無頼生活に突入
山登り、金稼ぐため、様々なバイト。
ビルの窓拭き
当時はゴンドラはなく、安全ロープ無し
手摺りに片手を掴み、粉石鹸で拭き取る。
山岳部は年間160日間合宿
飯代は要らない



無頼のラブゲームを港町ブールライト横浜で謳歌。
しかし、3人の女は、こんな、張り裂けそう精神状態の若者
女性が本能的な備える将来の男ではないと去った。
壮年になり、彼女達の選択は正しいのだと認識。
後年、又、その思いが違うのだとも感じた。
彼女達はセレブを目指したが、3人共幸福とは言えなかった。
どうしてか、彼女達は、結婚して横浜に住んでいる。
一人は、離婚、再婚相手は自殺
みなとみらいのマンションで一人暮らし。

玉の輿は無いのだ。
共に築き上げる心がないからだ。

「夫婦といっても数ある人間関係の一つにすぎない。
常に点検し、相手が嫌だと思う癖を直すべき」
「恋人同士なら、しっかりと両目で相手の悪い癖を看抜いてほしい」
「結婚後は片目をつぶって受け入れましょう」
結婚も勢いで感情が昂ぶり両目は見開いているが
脳内は混乱錯綜冷静さを失っている。
他人の恋人同士の感情は冷静に判断できて
「このカップルダメダ」
私達夫婦は、山岳部先輩の紹介半ば見合い形式。
氏素性も分かっていた。
妻は言う。
「あなたが一日中出掛けると気持ちが楽になる」
僕はその言葉を背に受けて、心で呟く
「お互い様」
でも、殆ど喧嘩にはならない。
恋愛は考えてするものではない。
結婚は見積りと計算間違いがある。
浅はかな足し算と引き算してプラスになると
互いに思いこんでするが
見積り通りにはいかない。


続く
港の見える丘公園1


港がみえる丘 ちあきなおみ

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