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あれは2年前の2023年の5月
💦
スーパー台風
がグアムを直撃したんです・・・
まあ、あれは、日本人の私からしたら台風なんて話じゃなく、巨大な竜巻と言った方がいい感じのが来たんですよ
グアムは、鉄筋住宅で台風シャッターなどがないと台風保険に入れないので、ほとんどの家が鉄筋でできておりまして、おかげさまで家が飛んでいくことは無いんですが、鉄筋以外は飛んで行った感じだったわー
台風の中心近くに入っている4時間ほどは、外は5秒おきに永遠と雷が鳴っている感じで、真夜中も外がすごく明るかったのが規模の大きさを物語っていた。。
本当に巨大な竜巻の中にいる感じでした。
その時に、町にあるいろいろなものが飛んで行ってなくなったのですが、州都アガニャにある部族長の像もぼっきりと折れてたんです
お名まえは、ケプハ酋長（Chief Kepuha）さんです。
この人は、グアムの原住民チャモロの中で、最初にキリスト教の洗礼を受けた人なのだそうです。
ちょっとなんともそれはどうだろうか。。
グアムっていう島はポルトガルのマゼラン一行に見つかってしまって、スペインに占領されちゃったんですよ。
300年もスペイン人が住んでいたら、原住民の言葉はほとんどスペイン語語源になってしまい、風貌も混じってしまい、カトリックの島と言われるくらい信仰が根付いてしまったわけでして。
まさに、占領の影響というべき「初めて洗礼をうけた部族長さん」はいろいろな意味で大きな存在なのだと思います。
現在、純血のチャモロ人は、占領前に近くのロタ島移住した一族の末裔のみとなっています。
さて、台風で2年前に折れた部族長の像ですが。
やっと、やーーーーっと、立て替えられました。
これ相当お金がかかるらしく、その資金を集めることに時間がかかったようでした。
でも、これでやっと州都の大事なモニュメントが戻ってきました。
州都アガニャにはスペイン時代の建物がまだ残っているので、グアム観光にはぜひぜひ行ってみてください。
では最後に、とんでもなかった台風マーワーの時のブログ記事は、こちらにご紹介。
水が1か月近く止まったんだよ。。被災したわ。。ほんと辛かったが、ご近所さんとすごく仲良くなったのもこの時だったね。
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