国鉄の急行は本線筋から支線の中小都市を結んでいた。
本線筋の基本編成から切り離された1-3両の付属編成が
支線に直通していた。
支線内では普通列車に変わることもある。
最初に乗った車両が直通しなくても
連結された他の車両が直通すれば
最遠の駅まで1枚の急行券で乗れたのだ。
JRはそうした手間のかかることはしなくなり、
分岐駅で乗り換えを強いる。
だから急行や特急の乗り継ぎは特例がない限り、
乗車区間ごとに急行・特急料金がかかる。
新幹線の開業が進み、その傾向が強まった。
新幹線と在来線の乗り継ぎ割引も全廃された。
高速バスは現在急行が走らないような小都市にも
大都市から直通運転を提供している。
高速道路のルートによっては列車より
高速バスの方が早いケースもあろう。
内房線特急さざなみ号が東京湾アクアラインを通る
高速バス🚌に負け
東京〜君津間の通勤特急に任務が変わり、
鹿島線の特急あやめ号は東京駅からの高速バスに負け
廃止された
2024年問題で高速バスの運転手の数が減り
廃止や減便、一部の会社の路線から撤退の動きもある。
交通インフラ全般に影響が出ている。
乗りたい高速バスは「えいやっ」で乗っておかないと
気づいたらなくなっていた、なんてことになりそう。