時差投稿。

3月、ラマダン（イスラム教の断食月）中、ナニーさんとその旦那さん、ドライバーさんたちとブカプアサを一緒に。

ブカプアサっていうのは、その日のプアサ（断食）が明ける18時過ぎ頃に飲み食いすること。

ラマダン中ムスリムの皆さんは、このブカプアサをとても楽しみにしているんだよね。

プアサ中は基本的にお水も飲めないので、そりゃのどもカラカラお腹ペコペコで、ブカプアサが待ち遠しいはず。

でもただつらいだけじゃなくて、ラマダン中のブカプアサをお祭りのように楽しんでる感じみたい。

私はムスリムじゃないので断食はしてないけど、いつもわが家をサポートしてくれているスタッフさんたちに感謝の気持ちを込めて、ブカプアサパーティー的なディナーを企画してご招待。

ナニーさんは中東料理が好きらしく、行きたいレストランを聞いてみると、クマンの彼女の自宅近くにある

「Abunawas（アブナワズ）」 

というアラビアンレストランとのこと。

アラビア料理ならば絶対にハラルだし、ブカプアサで行くのにぴったりなので、行ってみることに。

インドネシアには中東料理レストランが割とあって、私も何回か行ったことがあるけど、けっこう好き。

でも日本人にはやっぱり馴染みは薄いイメージ。

Abunawasも、ジャカルタ地元民には有名なお店らしいのだけど、日本人から話に聞いたことはなかったから、あんまり知られてないと思う。

もしかしたらすごいローカルっぽい感じなのかな？と思って行ってみたら、全然綺麗でしっかりしたレストランだった。

テーブル席もあるみたいだけど、人数も多いからか、地中海式っていうのかな？椅子もテーブルもない座敷席にそのまま座ってそのまま食べる席に通された！

この形式でお食事いただくのは私は初めて。

ビニールみたいなのが敷いてあるので衛生的にも問題なさそう。

ラマダン中のパーティーセットみたいなのを頼んだのだけど、ビリヤニ、マンディなどの味付けご飯と、牛、羊、鶏などのお肉料理がたくさん。

それ以外にも、フムスなどのペーストにナン、サモサ、ケバブなどなど。

けっこうクセあるかと思いきや、全然。

食べやすくてどれも美味しかった。

食後にはアラビアンコーヒーを試してみたんだけど、これは薬っぽい独特な味で私はそんなに。

でもチャイとか好きな人は好きかも。

一緒に食べる甘いプルーンみたいなフルーツは美味しかった。甘いけど。

ブカプアサした時もみんなまずこれをかじってた。

とりあえず糖分で空腹を落ち着かせるのかな？

血糖値は急上昇しそうだけど、みんなありがたそうに食べていたので美味しそうだった^_^

たぶん日本人はほとんど行ってないけど、日本人でも食べやすいお味で、でも本場の雰囲気を味わえるので、中東アラブ料理お好きな方にはおすすめかも。

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