6月 月例探鳥会の報告 | 明治大学 植物保護研究部のブログ

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明治大学理科部連合会に所属する「植物保護研究部」
通称『植保』のブログです。
植物をはじめとした生物全般および鉱物に関する記事を書いています。

こんにちは(≧▽≦)
鳥班の二年生、かまいたちです!

九州鳥見三昧のあとも、鳥班は精力的に活動を続けていました。3月に奄美のオオトラツグミの調査にあおたろー先輩、M永くんと一緒にいったり、朝探で生田緑地や多摩川におもむいたり…。


今さらのごとく、6月に行った月例探鳥会の報告記事をあげたいなと思います。
私がパソコンとカメラと仲良く出来なかったのが、原因…。

6月23日~6月24日にかけて北アルプスに行きました。お目当ては、絶滅危惧種ⅠBに指定されているライチョウです!

19時に出発して、ドライバーさまの尽力あって、24時に山の麓の駐車場につきました。

ちょうど土星が地球に近づいており、観察にはベスト! ということで、昨日研究室で観察したというYTB先輩が肉眼で見つけてスコープに入れてくださいました。そして、代わる代わるスコープを覗き合いました。

寒空の下、鳥班は天体観測班になっていました。

スコープを覗くYTB先輩

朝、寒くて目が覚めました。車の荷台で寝させてもらっていましたが、寒い寒い。車中泊なめてました…。
外で寝るという提案をされていた方を、中で寝ようと説得しておいて良かったなと思いました…。
どこかの登山サークルがテントを張って寝てました。こういうときにテントって使えるんだね。半袖で外に出られるタフさがうらやましい。やはり、筋肉筋肉??


外で山に登るシャトルバスが来るまで、駐車場から鳥見ヒヨコヒヨコ

7時前に出発するシャトルバスにのって山に向かうと、イワツバメたちがお出迎えしてくれました。小さくて、すばしっこいので、写真におさめられなかった(´・ω・`)

ビジターセンターで情報収集した後、出発です! と、足元に茶色い鳥が!
イワヒバリです!


おや、さっきのと違う茶色い鳥ですね。
カヤクグリです!
幸先がいいですね。



歩いていると、先輩が何かが岩にくっついているのを見つけました。
そう、ライチョウです!!
縄張りを守るために見晴らしの良いところで見張りをしているライチョウ♂

登ってはや30分で高山で見たかった鳥、全て見ることが叶ってしまいました。やったーチョキ
 


そのあと、私たちは、連なっている山々の中でもっとも高いところに挑戦しました。山岳部みたいだね。
山頂に向かう道中、ライチョウに何度も遭遇することが出来ました。一番近い子は道の脇にいました。

ライチョウ♀

カヤクグリもハイマツの上にとまってくれて、実に見やすい。

目線くださーいチュー

山頂にチャレンジしましたが、アイゼンやピックがあったら安全性が高くなったのかな? と思いました。雪の中に、指を指して登ったところもありました(笑)冷たい…。

私は体力がなくなって、山頂の一歩手前までで登るのはやめてしまいました(´・ω・`)
男性陣は山頂まで到達しました。登る速度の速いこと、速いこと…やはり筋肉筋肉?!


最後に、一羽目のライチョウを目撃した場所に向かうとまだライチョウがそこに鎮座していました。また、会いに来たいなぁ。

ようやく顔のが写りました。写真難しい(´・ω・`)

乗ってきたバスに乗って、下山。
駐車場にあった食堂兼お土産屋さんでご飯を食べて、帰宅の途につきました。

ライチョウごっこをする様子。元気ですね。

今度は、雛連れのライチョウや冬の真っ白なライチョウにも会ってみたいですね!


【出会えた鳥】
@麓の駐車場
アオバト
ホトトギス(鳴き声)
トビ
アカゲラ(声? )
モズ(声)
ハシブトガラス
イワツバメ
ハクセキレイ
イカル(声)

@山
ライチョウ(♂7羽 ♀2羽)
イワツバメ
イワヒバリ
ハシブトガラス
カヤクグリ

14種