まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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異人たち  観ました

2024-04-19 22:57:00 | 映画 ヨーロッパ
ユナイテッドシネマ金沢で「異人たち」観ました。



2023年イギリス映画
監督・脚本 :アンドリュー・ヘイ
原作: 山田太一「異人たちとの夏」

アダム: アンドリュー・スコット
ハリー: ポール・メスカル
父  :ジェイミー・ベル
母  :クレア・フォイ
異人たち

異人たち

夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダムは、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリーの訪問で、ありふれた日常に変化が訪れる...

Searchlight Pictures Japan

 
40代でライターのアダム。12才の時事故で両親を亡くし祖母のもとで育つ。
今は1人でマンションでひとり暮らし。

新作の執筆のため生まれ育った家を訪ねると亡くなったはずの両親が暮らしていました。
息子を心配してあれこれ質問攻めの父と母。少年のように甘えるアダム。
いくつになっても親子は親子なんだと思いました。
アダムは子供の頃言えなかった「ゲイであること」を伝えます。


並行して同じマンションに住むハリーと愛し合うようになります。
初めてキスした時アダムが咳き込んでしまい「ひさびさだったから息継ぎのタイミングが分からなくて…」
というのがおかしいやらかわいいやら…
でもずっと孤独だったんだなと思わせるシーンでした。

失われた時間を埋めるかのように両親との時を過ごすアダムですが、「亡くなった人たち」と過ごす時間は長くは続かず、やがて別れの時がやって来ます…



1988年の映画「異人たちとの夏」は観てませんがどういう感じか興味があります。

主人公が「ゲイ」という設定はもちろん映画「異人たち」のオリジナル設定で、これは必要か?とはじめは思いました。
でも、「子どもの頃ゲイが原因でいじめられていた」というアダムの告白に「わかってやれなくて申し訳なく思う」という父の後悔や、子どもを持てないことに対する母の心配など、両親の愛情がいっそう感じられたと思いました。






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