晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

林間学校のオリエンテーリング ・・・なぜそこにそれが

2022年06月29日 | 子供の頃
最近、臨海学校と林間学校について友人と話していて思い出したお話を一つ。

主に私のクラスメイトのお話で、今から30年位前のことです。


私の地域は中学の時は、林間学校として、山梨県の富士五湖の辺りに行ったのですが、
2日目は、恒例のオリエンテーリングがありました。

オリエンテーリングとは、
6人の班ごとに、コンパスと地図を使って指定されたチェックポイントを回り、ゴールするというアクティビティです。

民宿で渡されたお弁当を持って朝からスタートし、15時位にはチェックポイントを回りきれていなくてもゴールに向かい終了するというもの。。
ちなみに回り方は班ごとに違うので、他の班に付いてく、とかはNG

うちの班は私を含め全員、ダメダメで、
チェックポイントは1ヶ所位しか回れず、
迷っている間に先生の巡回車に誘導されてようやくゴールできた、という感じでした(-。-;)

私の学校は当時、1学年9クラス約430人ほどいたので、班も70組位あったんじゃないかと思います。

今思うと、先生たちも相当大変だったんじゃないかと(^_^;)))
携帯電話とかない時代に、
まだまだ未熟でやんちゃな中ガキ生430人を富士山の麓の森に放出(≧▽≦)💦

事前に地図やコンパスの使い方を学校で習いましたが、勉強と実際では全く違い、
私の班はとにかく全然ダメで、むやみやたらに歩き回ったせいで、ただただ疲れました⛄

私たちの班がなんとかゴールした時は、9割以上の班がすでにゴールしていて、残りは5~6班というところ。

とりあえずクラス全員揃ったクラスからお迎えのマイクロバスに乗ってそれぞれのクラスの民宿に帰っていくような解散方法でした。
(民宿はクラスごとに9ヶ所に分散)

うちのクラスは最後の1班がそろわず、かなりの時間待ちましたが、いくら待っても戻ってこなかったので、
クラスメイトたちからは心配や不安の声がもれだし、だんだん先生たちや地元の手伝いの人たちが慌ただしくなった頃、
1班不在のまま、民宿に帰ることになったんですわ➰🌀

今と違って、30年前当時は、生徒はもちろん先生たちも携帯電話なんてものは持っていませんでしたし、携帯電話どころかポケベルも存在しなかったので、
何かあった際は公衆電話から先生が待機している場所か民宿に電話をかけるように言われていました。
といっても、富士山の麓の森の中、
道路は舗装されてましたが、
公衆電話なんてほとんどなかったんですけどね~( ̄▽ ̄;)🌀電話のかけようが。。。ない。

今考えると、ずいぶんハードなことをやらせてたもんです😆💦


民宿に帰って、かなり時間がたち、そろそろ夕御飯という頃、
先生の巡回用の車に乗って、
最後の1班がようやく民宿に無事に帰ってきました💨

先生たちの慌てっぷりから、
半分『行方不明者』だった彼らの帰還に、
みんな本当に安堵したものです┐(-。ー;)┌
一番冷や汗をかいたのは、たぶん先生たちでしょう。。。

彼らの班は、
比較的頭脳明晰、明るく元気で、
クラスのムードメーカー的な子ばかりで、
道に迷って帰ってこない、なんて、
正直驚きました。


なので、帰って来た彼らを出迎えた私たちクラスメイトは、早速、何があったのかを聞くべく、
彼らの元に行って囲み取材。いや、ヒーローインタビュー?!

私は仲のよかったK子に早速突撃しました❗


「もう💢!皆ちょー心配してたんだよー(`Δ´)何やってたの❗❗」


友人K子「それがさー(-。-;)、
道に迷って青木ケ原の樹海に入っちゃったみたいで~( ̄▽ ̄;)」


私「えーーーっΣ( ̄ロ ̄lll)
じゅ、樹海💦
そもそも皆頭いい子ばっかりなのに。。道に迷ったんだ💧」

K子「それが、道が二股とか別れてると、
どっちに行くか意見が合わなくてさ~、
みんな引かないから
じゃん拳✊✌️✋で勝った人の選んだ道を進んでたら、
だんだん道も舗装されてない道になって、
地図のどこかもわからず
コンパスもぐるぐる🌀回っちゃって使い物にならないし、
ほんっとヤバかったわ~⤵️💧
樹海ってコンパス使えない、ってほんとなんだね~」

私「いやいや、青木ケ原の樹海って呼ばれてるエリア、ずいぶん距離あったはずなんだけど( ̄▽ ̄;)
つーかじゃん拳って、
さすがにアホすぎでしょ😆💦

集団行動においてメンバー全員頭いいと、
意見合わないときにこういうアホな選択するのか(;゜∀゜)と、かなり衝撃でした。


K子「だよね~(-_-;)⤵️⤵️
コンパスぐるぐる🌀は、焦ったよ~⤵️
皆で遺書でも書こうかと言ってた位( ̄▽ ̄;)💧」


私「それでよく帰って来れたね・・・(;゜∀゜)」

(ここからK子はちょっと興奮気味に、)

K子「それがさー❗
ちょー不思議なんだけど、
樹海の真ん中に、
なぜか電話ボックスがあったのっ❗


私「(;・ω・)・・・
電話ボックス??樹海に?

K子「そう❗不思議でしょーっ❗❗
最初夢かと思ったもん(≧▽≦)
これはもう神の助け✨だと思ってさ!
そこから電話して迎えにきてもらったの。
しかもさ、タダだったんだよね~⤴️」


私「え(´д`|||)、
なんで樹海に電話ボックスがあるの?
いろんな意味で、怖くない💦💦

なんだか完全にオカルティックな想像をしてしまった私。。。


K子「その電話ボックスさ、チラシがいっぱい貼ってあったんだけど、

『もう一度考え直して!』
とか、
『あなたを心配している人がいます』
とか、
『借金の相談のります。◯◯弁護士事務所』
とか、
『いじめ相談ダイヤル』
とか、

そういう貼り紙ばっかりでさ、
たぶん、
自殺する為に樹海にきた人を引き止めるためのもの
なのかな~と。。

料金が無料だったのも、
自殺を考えてやって来た人がお金を持ってるとは限らないからじゃないかな、
とK子は言っていました。


実際は何のためにあるのか、わかりませんでしたが、
貼り紙から考えると、たぶんK子たちの想像の通りなんだろうと。。


ただ、電話線とか電気の配線の問題もあるので、樹海の中というより、比較的入口のあたりなんじゃないかと思いますが、
とにかく、その謎の電話ボックスがあってよかったですわ(-。-;)💨


富士山の青木ケ原の樹海のどこかに、
電話ボックスがあるという、
嘘みたいなほんとのお話でした。

30年たった今もあるんでしょうか。。。



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