ケナは韓国が嫌いで ☆ 逃避か冒険か | AB型☆がんこhaha日記
かなりサボってしまった
ホットヨガでデトックスして、
シネ・リーブル池袋へ
ケナは韓国が嫌いで
28歳、
両親と妹と狭い団地で
身を寄せ合って暮らすケナは、
寒い寒い韓国の冬が大嫌いだ
片道2時間かけての通勤、
内容も深く考えずに働くけれど
もうそれも嫌になってしまった、
だって、
考えないようにしているけど
談合だったりするじゃないか〜
両親は引っ越し先の費用を
働く自分に頼ってきてるし、
それを拒否すれば
家賃を払え食費を入れろって
もううんざりっっ
っていう心の声も聞こえそうな
ケナの日常はついに行き詰まって
仕事を辞め、
ニュージーランドに語学留学することに
そこにしたのはもちろん、
寒いのが嫌だったからだ
語学学校に通いながら
おしゃれな靴店の店員や
韓国語の家庭教師なんかをして
現地の友達もできて、
ちょっと笑顔は増えてきてるし
年下のボーイフレンドもいる
だけどなんだか、
いつも彼女は心底楽しんでいない
つまりはどこに行ったとて、
自分の目指すところは見つからず
暖かい場所であったって、
自由で楽しいなんてことはないのだ
現地の友人は言う、
目的が見つからなくたって
逃げるのではなく冒険すればいい、と
誰もが夢を持ってるワケではなく、
持とうとして持てるものでもなく、
もしもそれが叶ったとしても、
その時点で夢は失われるのか…
夢も希望も持てない
現代の韓国の若者たち、
ってことを描いているそうだが
奇しくも昨日観た
ネムルバカ の日本と状況は同じだ
本作でも日本と韓国について
同列に扱われるくだりがあるが、
確かにわかるなぁ…
幸せ、
ってものを過大評価してる、
というセリフがあって
これがとっても
言い得て妙、ってヤツで刺さったわ
寝て、食べて、雨露を凌げる、
それで幸せ、
美味しい空気を吸えれば幸せ、
その上いい景色があればもっといい
幸せの形を小さくしたって、
貧しくなるワケじゃなくって
むしろ人生が深まるのかなぁ…
って、切ないエピソードもあったりして

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