今日は珍しく平日バイト、

平日の何が嫌って

早朝だというのに

電車が微妙に混んでいること

 

みなさまお仕事ご苦労様なので

文句を言えたギリではないが、

土日が楽ちんなだけにそれだけで疲れる、

といっても、私鉄に乗り換えればもう

下りなので関係なく空いているのだが〜

 

今日はこの前の日曜日に

ちょっと天気が崩れたために

延期になっていたおやつレクの日、

 

レクリエーションって言っても

ただ施設の玄関前のポーチに出て

みんなでおやつを食べるだけなのだが

 

以前いた若い先輩が

こういうことにマメで、

その時の写真があり、

それを見ていたら

異次元星人さんたちが、

これ、どこ行ったの??

すごい別荘地みたい〜〜

ってな話になって

 

実は施設の入り口ポーチ周辺には

外からすぐに見えないようになのか

ちょっと木々で覆われていて、

猫の額ほどの庭もあったりする

当時は向かい側にも旧家があって、

2軒ほどの家に松なんかも伸びていて

写真のバックグラウンドには最適、

確かに保養地のようないい感じ〜〜〜

 

今はその2軒とも取り壊され、

1軒は小洒落たアパートに、

もう1軒は更地で売りに出されている

 

さてそこで、ただ普段のお盆に、

手作りの紙のランチョンマットを敷き

紙皿にフツーのおやつを乗せて

蓋つきのカップにストローをさして

ジュースを用意すれば、

ほら、素敵なピクニック気分じゃない??

 

ってことで、

今回も気心知れた先輩と相談して

シフトの合う日に設定してみた

 

こういうことは上長は喜んでくれて、

早速ジュースやお菓子を用意してくれて

こっちは普段のレク時に、

A4の可愛い便箋を拡大コピーしてもらい

それぞれに記名をしてもらって

個別のランチョンマットにする〜〜

本当は12日の母の日の予定だったので

折り紙でカーネーション(風)を作り

そこに貼り付けたりして雰囲気を出した

 

それにしてもhaha の不器用さは天下一品、

YouTubeで簡単折り紙を調べても

どれもこれも失敗して、

最後の最後、なんとなくできたかな〜

でお茶を濁したわ(写真なくて残念ね??)

 

諸事情により、

今は参加できる方は6名なので

元から置いてあるベンチを利用して

プラス椅子やら車椅子やらで

こぢんまりと輪になっていい感じ〜

 

ただし脱走を懸念される方が1名、

その動きをガードするために

そのベンチや車椅子で出口方向を固めて

これも功を奏して、

歩き出せない場所に座ってもらった

 

そんな小さな気苦労の積み重ねで

ほんの30分ほどの楽しいおやつ時間、

初めは、

外なんか嫌よ、

なんでわざわざ行くのっっ、

なんてお怒りだった90代女性も

終わった頃にはhaha に向かって、

 

楽しかったわね、

絶対忘れないわよ、

あたしは記憶力だけはいいんだから〜

 

だって、

異次元星人さんって、ホントに可愛いでしょ??

 

とにかくみんな楽しんでくれて、

上長も非常に満足げ、

みんな移動すれば忘れちゃうのだけど、

デジカメをテレビに繋いで見てみると

またみんなが笑顔になる

 

写真なんて絶対に嫌っっっ

と、いつも喧嘩腰の女性までもが、

自分が写った写真に挙手してるじゃんっっ

 

ってことでね、

楽しくて良かったし

このイベントのおかげで

遅番シフトの先輩が通常業務を外したので

一緒に片付けてかなり時間の余裕ができた

奇跡的にぴったり定時に上がることができて、

 

わわ、これなら狙ってた映画に間に合う、

どうしようかな、電車の中で予約しようかな

なんて考えながら帰途につくが…

 

なんとなく疲れ切ってしまって、

久々にお腹の調子もイマイチ…

明日は前回同様、朝8時の長距離バスで

8時間かけて京都へ向かうのだ〜〜

 

ホットヨガに行く手もあったが、

さすがにダメだね、

と、おとなしく帰る

途中でバスの中用のおやつを買ってね

 

なんか小学生の遠足か、

って感じも楽しい

新幹線と違うので

コーヒーは持ち込みたくない、

前回はサンドイッチが不味くて

これはおそらく、旅の妙で

新幹線に適した食事とか

バスでつまむのに適したおやつとか

絶対にあるんだよね〜〜

 

で、今更値段の制限はないけど、

調子に乗らないように戒めつつ

今回はこんなチョイスにしてみたよ〜〜

 

 

ではでは、

明日寝坊しないように

今日は早寝するでござるよ〜〜

おやすみやすっっっ

 

 

一念発起して朝イチの回へ
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
 ベルリン・天使の詩
 
 
haha はよくバイト先の施設で、
高齢者さんたちとストレッチをするが
その際、肩甲骨を意識してもらうために
キューピーちゃんの話をする
あの羽の生えているところを動かそうとね
そもそも人間はみんな天使で
背中に羽があったのに、
あんまり悪いことばかりするから
怒った神様が羽をもいでしまったので、
今のこんな肩凝りばかりの人間になってしまった〜
しっかり動かせば、また飛べるようになるかも、
なんてね
(肩凝りについては今作ったんだけどっ)
 
さてさて本題、
この作品はリアルタイムで観ているが
話そのものは結構忘れていた
 
ベルリンの街、
守護天使のダニエルとカシエルは
人々に寄り添ってその心の声を聞く
二人はいにしえよりこうして漂い、
人間を見守っている
 
戦争体験を思う老人、
生活苦を嘆く母親、
役柄を心配する俳優…
 
時にはその姿が見える子どもたちと
視線を交わす事もある
 
そんな中でダニエルは
サーカスの空中ブランコ乗りの
マリオンに寄り添う
 
マリオンに心惹かれたダニエルは
自分の悠久の時を捨てても
地上に降り立ちたいと考え始める
マリオンも得体の知れない思いを抱き、
夢の中で出会った人物を求め始める
 
一方、ベルリンでの映画撮影が始まり、
主演のピーター・フォークは何かを感じて
見えないダニエルに語りかけるのだ…
 
とにかく人間愛に満ち満ちていて、
35年ほど前に観た自分よりもきっと
その愛に気づいていると思う
 
がしかし、不思議なのは、
マリオンが出かけるライブのシーン、
パンク風の歌手が歌っていて
観客の中に日本人女子もいる、
これははっきり覚えていたのだが
この作品だとは思わなかった〜
この時の歌詞、
字幕あった気がしたんだけどなぁ
今回はなくって残念だよ、
こういうのって結構あるけどヤダねっっ
 
マリオンの曲芸のシーンも記憶にあり、
それもこの作品とは思わなかったのだが
ただただ女優さんがホントにやってる〜
っていう驚き、
どう見ても吹き替えじゃない、
絶対に本人だよな、
なんて目を凝らしたっけ 
 
歳月を経ての PERFECT DAYS 然り、
この監督の人間に向ける眼差しの温かさ、
ずっと変わらないのね〜
 
で、知らなかったのだが、
この作品には続編があったのだ
これは是非とも観たいわっっ
新文芸坐あたりで上映してくれないかなぁ
 
それにしても、
ピーター・フォークが良かった
コロンボを見てきた世代には
かなり嬉しいよね
オチも抜群だし〜
是非今の若い方々も楽しんでおくれよねっっ
 
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これもまた、
京都で観ようかと思ったが
引き続きの時間がぴったりで、
新宿武蔵野館にて
 
ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ
 
 
ついさっき観た作品
かなり尾を引いてしまい、
かなりぐったりして前半は睡魔が???
3人の息子を持つミセスクルナスは
トルコ人だがドイツ在住で
肝っ玉かあさん的な存在だ
 
ある朝長男のムラートがいない、
心配した母に電話があって
旅行先のパキスタンにいるという
しかしその後、
ムラートはタリバンの嫌疑で拘束されて
悪名高きグアンタナモの収容所に入れられてしまう
 
なにがなんだかわからない母は
あちこち走り回るが埒があかない、
いよいよ電話帳で見つけた弁護士
ドッケ先生のところに押しかける
 
グアンタナモの名を聞いて驚く彼は
仕方なくムラートの帰還作戦に〜〜
 
という話だが、
これは実話だってことで
ちょうど9.11の後の世界で
収容された容疑者たちは
正当な裁判を受けることもなく、
拷問を受けたり殺されることもあったようだ
 
そんな時代背景での
トルコ人青年の救出には
まずは裁判を行ってほしいという
基本的な民主主義を訴えることから始まる
 
ここら辺はさすがのアメリカ、
自らの非道は糾すべしと
多くの人たちの支援を得て、
ミセスクルナスは有利にことを運ぶ
 
この母親の奮闘ぶりとお茶目ぶりを
コメティタッチに描くのだが、
なんかあまりにチグハグな感じで
…というのもきっと、
やっぱりさっき観た作品の影響か
とはいえこっちも実話なんだからねぇ
 
人気コメディアン主演とあるが、
イマドキは
コメディエンヌ、
って言葉もいけないのか??
 
ジョージ・ブッシュが登場することもなく
ブレーメンとワシントン行き来しつつ、
ドタバタと母の右往左往ぶりで涙を誘う…
のはわかる、
3年も会っていない、とか、
生死もわからない、とか、
そりゃあわかるさ、母親の気持ちはね、
こっちだって8年も家出した娘を
ずっと思ってたんだから、なんて、
こんな平和の中で言っても仕方ないが
 
そういえば先の作品のトークショーで、
日本人は自分たちの平和に気づいていない、
って言葉があって、本当にそうだと思ったが
まさにそんな感じのひとごと感覚でしか
この作品を観ることができなかった
 
グアンタナモって響きそのものが、
あまりにもドラマで使い古されたため
っていうのもあるかもしれない
やっぱりどうにもならないほどの
他人事(ひとごと)なんだなぁ
 
もちろん結末は書かないけど、
これはすっきりしない、
現実ってのはそういうものなんだろうが
どこの国においても、
平和を得ることの大変さは…
ああ、
マジで自分の能天気さを思う
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今週また行く京都で観るか、
と思っていたが時間が合ったので
新宿は K's cinema にて
 
夜明けへの道
 
 
父親と小さな息子たちが
ポップな曲に合わせノリノリで口パク、
そんな微笑ましい動画に続いて、
なんだかシュールなイタズラだったり、
モノマネだったり、
イマドキの動画が楽しい〜〜
 
しかしそんな幸せは一瞬にして吹き飛ぶ
あの2020年2月1日、
ミャンマーの軍事クーデターだ
 
以前、ミャンマー・ダイアリーズ で
その内戦の実情に衝撃を受けたが、
今回は完全なるドキュメンタリー作品
 
楽しく動画をアップしていたのは
脚本家で俳優で映画監督のコ・パウ、
クーデターにはすぐに反応して
抗議行動を起こす
 
しかしデモ隊に向けての発砲から死者も出て、
抗議活動は武力で潰されていく
 
楽しい動画で踊っていた子どもの口から、
いつか首謀者ミンアウンフラインを殺す、
という将来の夢が語られる衝撃
 
コ・パウは抗議活動を先導したため
指名手配者となって身を隠すことになり、
支援者や仲間に匿われてあちこちに移動する〜〜
 
この間、カメラを回し続け、
自分の思いを語るのだが
その中でも辛く、本人も涙ぐむ逸話に
ある教師の発言があった
 
コ・パウは他国にも繋がりがあり、
今不足しているという教科書などは
ツテを使って入手できると伝えるが、
相手はこう言った
 
教科書はいらない、
迎撃するミサイルがほしい
 
実際に子どもたちが
防空壕ともいえぬ穴の中に身を潜めて
銃撃をやり過ごす場面もあったし、
村全体が放火されて焼け野原、
という場面もあった
まるで震災の後のような瓦礫の町も…
 
すべてを失った老女が泣く、
同じ国民がどうして…と
 
内戦という不条理に
世界は無関心にすぎないか
 
なんともやりきれない気持ちで
席を立とうとすると、
この後トークショーがありますっっ
とのアナウンス、
 
えええ、次なるが控えてるんだけど、
間に合うかな、
でもまだ40分はあるか、
じゃあ、と席に戻る
 
登壇したのは看護師の女性で
今はレストランも経営している
レー・レー・ルインさん
ちょっと情報は古いけど、この人〜
 

 

日本の公立病院で看護師をしていたが

クーデター後の活動をあれこれ言われて

すっかり心折れてしまった経緯や、

ボランティアで始めたレストランの挫折等を

流暢な日本語でわかりやすく語ってくれた

 

 

 

細かく書くことはしないが、

本当に心痛むことばかりだし

我が職場の同僚女子も、

きっと同じ痛みを抱えているんだろうな

と、しみじみ

 

良いお話を聞けた、

再起しボランティアじゃなく商売とした

新しいレストラン、

ぜひとも行ってみなくっちゃだな

 

なにしろ時間がなかったので、

トーク後のロビーでのグッズ見学もできず

そそくさと次なるへ向かったが

これはこれでいい出会い、感謝だ

で、雨の中をダッシュだ〜〜
 
それにしてもこの作品が、
というよりもこの事実が、
心の奥に澱のように降りていって
次なるも実は、
全然頭に入らなかったのだった…
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日の早朝、
ああ、いよいよ今日だな、
なんて思いながらバイトに向かったhaha 
 
7時30分の始業時、
夜勤明け男子と申し送り的雑談中に着信、
え、ちびっこじゃん、
 
なにしろ高級補聴器はBluetooth搭載で
直接耳元だけで鳴るから超便利、
同僚は独り言ともつかぬおしゃべりを続け、
その間に少しずつ後退りしながら
ちょっと電話…とその場を去る〜〜
 
廊下の隅っこに行き、電話に出ると
ヤツの泣きそうな声が聞こえてくる〜〜
 
中央線が止まった〜〜
会場に行けへんっっっ
 
おいおい、そうだったのか、
ちょうど今しがた、
申し送り的雑談の中で同僚が、
中央線が止まって
出勤できない人がいるらしい、
なんて言ってたのを
聞くともなしに聞いてたんだった〜
 
まずは落ち着けっっ
泣いてる場合じゃないよ
 
声をかけるhaha だが
半べそのちびっこは、
このまま運転再開を待った方がいいのか
別の行動をとった方がいいのか、
とパニクって聞いてくる
 
まずは落ち着いて、
回り道はないの??
全然ない〜〜
タクシーは??
絶対に間に合わない〜〜
バスは??
まだ調べてない〜〜
 
今の情報通りに運転再開したら
間に合うのかい???
うん、1時間余裕を持って出たから
ギリギリだと思うけど〜〜
 
じゃあ、待って、
その間にバスを調べて、
とにかく落ち着いて過ごすこと
行って間に合わなかったとしても
諦めてはダメっっっ
 
うん、わかった…
 
haha も仕事なので
話はここまでだったが、
戻ると同僚に、
まさにウチの娘が中央線の影響で
試験会場に行けないらしい〜
と言うと、
ほら、テレビに遅延情報出てるよ、
と、教えてくれる
 
間もなく運転再開ってことで
仕事の準備の合間に家族LINEして
動き始めた??
と聞いてみると、
アナウンスはあったけど、
まだ来ない〜〜
と返信がっっっ

 

 

母はその昔、
高校受験の時に遅刻したことを
ここで白状してみる
実は時間を勘違いしたんだけどね、
って、15歳の頃にも、
やっぱりこんな性格だったのだぁ
 
当たり前だが仕事が始まり、
しばらくはiPhone見てなんていられず、
心配しても仕方なし、と、
こちらも開き直るのみ
 
ようやく一息ついた休憩時に見ると、
その後、激混みで1本見送ったけれど
次のに乗れてギリ間に合った〜
と連絡が来ていた
長女が応援メッセージも送っていて
家族LINEにして良かったなとしみじみ
 
その後はなんの音沙汰もなく、
どうしたかなぁ〜とやきもきしていたが
夜になって、受験会場側が配慮して
ほとんどの受験生が間に合っていたが
開始時間を20分遅らせてくれた、
と、感動の様相で連絡をしてきた
 
試験の出来については触れてなくて
ま、そっとしておこう
 
このちびっこさん、
ちびっこと言っているが
実際には今年の終わり近くに
30歳になるのだよ
 
8年遅れの入学式なり、と書いたのは
丸々3年前の出来事だったか
 
そこに至るまでは
8年ぶりの再会、があり、
があったワケで、
 
小学校受験から始まった受験人生だが
この遅い大学生活を通して
たどり着いた夢はさらなる難関で、
年齢制限もあるために
たった一度のチャンス、
その日に向けてかなり頑張った、
いや、ホント頑張った、
だからこその、
朝の半べそになったのだろう
その場で泣き崩れるか
という感じだったのが
haha には意外でもあったのだが
気の強さと脆さとは同居するのだな
 
haha がまた木曜日から1週間ほど
京都に行くのだが、
今回はウチで合宿と決めてはいなくって、
この波乱の第一次試験の結果を予測してから
今後の対策を練って、
それからウチに泊まり込むかを決める、
ってことらしい
 
前回2週間も我が家で合宿したので、
許婚くんも寂しかったろうしね、
2次は面接だっていうから
相手がいた方が練習にもなるか〜
その上前回の長逗留で、
ウチの冷蔵庫はすっからかんだから
買い溜めしてやるかどうか
悩んでたところだったので
このまんま空っぽでいいや〜〜
と、かなり打算的なhaha の本性も??
 
あとはとにかく、
天命を待つのみか〜〜〜
 
で、この1次試験の結果は
5月30日に発表だそうで
haha はまたそわそわすることになるぞ〜
 
 
 

人気ブログランキング
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いろいろ家族の心配事が重なったが、
それはそれ、むしろ気を逸らしつつ
バイトから駆けつける〜〜
グランドシネマサンシャイン池袋、
 
鬼平犯科帳 血闘
 
 
土曜日の夕方の回、ガラガラだぁ、
ま、そんなもんかな
 
鬼平といえばどうしても、
テレビシリーズの中村吉右衛門版、
リアルタイムで楽しんだ世代なので
あの温厚かつ厳しさのある長谷川平蔵像が
どう乗り越えられるかがポイントだった
 
しかしもう初っ端から
どうにも乗り切れない〜〜
先入観もあるにしたって
鬼の平蔵の乗馬姿が危うくないか??
 
物語としては、
平蔵の若き日、
本所の鉄と言われた頃と
現在の鬼の平蔵とを行き来して
彼の来し方を描いている
 
なので、どうにも説明に流れて
彼のスケール、
器の大きさがわからない
というか伝わってこないのだよ
 
なぜこんな封建時代において
人間の平等を語れるのか、
若い頃の暴れん坊が、
どうやってこんなに慕われる人物になったのか等々
 
大筋となるストーリーとしては
盗賊の娘で自身も引き込み役だった
おまさが成長して平蔵のもとに来る、
自分を密偵にしてほしいと…
 
幼い恋心を秘めていた頃から
おまさの思いは変わらないのだろうが
平蔵にとっては愛しい妹であって、
危険な目に遭わせたくないし、
普通の幸せを掴んでほしい
が、おまさは自分の力で
平蔵を憎む悪党甚五郎を追うのだった
ちなみに事件に伴走する形になる盗賊、
柄本明がむっちゃ良かったなぁ、
息子くんも別の役で出ていて
(これ、過去には父がやった役か)
どうやら彼はこの後の話で繋がるらしい
けどもそれはまた別の話
 
さて、そこに絡むのが、
ドラマでもお馴染みのメンツ、
もちろんすでに配役は違うけども、
同じ名前の面々で楽しくはある
ああ、これがあの人、と、
前のキャストが浮かんでくる〜
 
が、これはいかん、
肝心の主役、長谷川平蔵がさ、
中村吉右衛門しか浮かんでこないのだ〜
 
取り立ててこの人のファンとか
そういうこともなかったのだが、
あまりに平蔵にぴたりと合いすぎて
やっぱり今回のキャストには
弱さを感じざるを得ないのだな
 
まぁ言ってしまえば、
当代の松本幸四郎が映画に慣れていない、
ということに尽きるのだろうが、
そんな彼を導けなかった脚本の罪も重い
 
もしもテレビシリーズのように
延々と続くのであれば
見ているこちらも彼に馴染むのだろうか??
どちらにしても、
もう続きはいいや〜〜
陣笠被ってる平蔵が
暴れん坊将軍のマツケンにしか見えないし(失礼)
 
それよりも昔の、
吉右衛門鬼平を見たくなってしまって
それこそ時代劇チャンネル契約するか???
って、そもそもテレビがないやんかっっ
 
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
午後から美容院、夜はライブ、
なのでその前に〜
新宿武蔵野館 
 
またヴィンセントは襲われる
 
 
予告編から観る気満々
いやぁ、参ったな、この発想

ある日ヴィンセントは、
職場の研修生に襲われる
執拗にPCで殴られて周囲も騒然

それから間なしに
今度は気心の知れた同僚に
ペンで襲われる

立て続けに起きた事件に会社も困惑し
在宅勤務を勧められるが気が進まず、
しかし今度は街中でも襲われる

ヴィンセントはことの経過を分析、
すると初めは目が合ったことからだとわかってくる〜

そしてその襲撃はどんどん増えて
彼は逃げ出すしかなくなるが…

とまぁ、初めは穏やかだっただけに
怖さがじわじわとくる
小さな女の子にまで襲われたら
ホラーでしかない
しかし独り者男子ヴィンセントは
こんな中でも恋をするのだ

って具合で、これ展開も面白いが
たぶん深読みすればいろいろあり…
いや、ま、観ればわかる不条理劇
実は嫌いじゃないんだって

と、美容院で書いて
さてと、すっきりしていざライブへ〜
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あれこれ時間の都合がつかずに、
で、今宵も遅くなって出歩くハメに〜
グランドシネマサンシャイン池袋へ
 
タイガー 裏切りのスパイ
 
 
予告編を見ていなかったので
ちょこっと映画.comで予習したら
なんとこれ、シリーズの3作目か
しまったな、と思いつつも、
評価も高かったので、ま、いっかぁ
ポイント利用で無料だし〜〜
 
この手の作品では案外短い156分、
せっかくなので
コーラとポップコーンという
haha 的には初めてのパターンで挑む
 
犬猿の仲であるインドとパキスタン、
そのパキスタンの女性首相が
軍事費を削って和平へと転換すると言い、
インドへ理解を求めていた
 
しかしそれを快く思わない軍部は
インドのスパイであるタイガーを陥れて
裏でクーデターを画策していた
 
優秀なスパイであるタイガーは
アフガニスタンでの救出活動中に、
自分の妻ゾラが二重スパイであると告げられる
 
同時に息子を人質にとられて、
身動きできなくなったタイガーだったが
パキスタンの首相を守るために
仲間を呼び集めて、いよいよ行動に出る〜〜
 
前半は過去の因縁の紹介とかはあるが
人間関係がなかなかややこしくって、
時代が現代に移るとなおさら、
え、でこれ誰だっけ、的なことで混乱…
 
しかし中盤からはアクション全開で
どっかで見たようなカーチェイスや
MIPかマトリックスか??といった
エンタメ作品の面白さへ誘われる〜
 
後半の山間の巨大な橋のアクションは
もうニヤニヤが止まらなかったわぁ
 
変則的なハイスピード多用の編集も、
いかにもの音楽と作品のリズムにマッチして楽しい
 
途中で突然救出に来たパターンなる男が
むっちゃカッコ良く、
エンドタイトルで友情出演となってて
今調べたらこの人が、
コラボシリーズの主役だったそうな〜
そっちを観てみたいわっっっ
って、去年の9月に公開だったのか…
残念無念…
 
それにしてもこうして
激しいアクションてんこ盛りで
楽しくエンターテインメントに仕立ててるが
なかなか実際のストーリーは厳しい内容
 
民主主義を守るために命を投げ打つ一方で
狂信的な排他主義によるテロだったり、
若い世代の自爆だったり…
 
印パの問題も、
こうして映画で見知っている程度だが
国内での描写をみると、
どうにも我が同僚の祖国、
ミャンマーのことが浮かんで仕方なかった
 
今もなお、帰国できない状況で
身軽にして逃げるような生活、
彼女のように日本で収入があれば
家族に送金できるからいいらしいが、
国内では物価が上がって大変とか…
 
だからパキスタンに関しても
とても楽しめない事実なんかも含めて
あえて描かれているのかも、
なんて思ってしまった
 
この前の 無名 然り、
その国でなければわからない痛みもある
そしてそれをこうして映画にすることで訴える
 
とすればこちらも
ちゃんと受け止めたいけれど、
そこまでの感性が自分にあるだろうか
なんてことをつらつらと考えながら、
夜道を帰ったのでありました〜〜

 

でもラストのインドダンスは本領発揮、

ゾラのファッションも楽しいぞっっ

って、もう40歳??

え、タイガーも60歳近いって、

上映前の予告編では

ジャッキー・チェンも頑張ってたし

haha 世代も

まだまだ老け込むワケにはいかんねっっ

 

 

 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日2本目は諸事情により
観るハメになったとも言えるが
TOHOシネマズ新宿にて
 
ティファニーで朝食を
 
昔々、テレビで見ていたから
今更感もあって、迷っていたが
ちょうど新宿へ出たことだし〜
と、またまた時間本意で観てしまった
 
10代の終わり頃に見たはずだが、
記憶力の悪さが自慢なのに??
結構覚えていたのは若さゆえだったか〜
 
ニューヨークのアパートで暮らすホリーは
イマドキのパパ活のような様相で、
金持ち男にご馳走になってはチップをもらい
化粧室から消えてしまう手口で糊口を凌いでいる
 
上階に引っ越してきたポールは、
5年も前に短編集を出したきりの
売れない作家だが
金持ちの人妻の世話になりつつ、
まずまずの生活を送っている
(ん??この前観た
インフィニティ・プール  か??)
 
はちゃめちゃな生活をしているホリーに巻き込まれて、
初対面の日に彼女を自分のベッドに、
しかも胸に抱いて寝かせるなんてっっ
なかなかなニューヨーカーの日々が面白い
 
自由奔放に見えるホリーだが、
実際は田舎出身で重大な過去を持っていた〜〜
 
映画史に残る作品なので、
ネタバレもありだろうけれど
知らないで観た方が面白いだろうから
というか、手抜きというか、ここまでで…
 
改めて大きなスクリーンで観ると、
オードリー・ヘプバーンの良さは
やっぱりローマの休日ほどではないし
あちこち突っ込みどころも多いし、
今の時代に観ると
そんなに名作というほどではないと思うが
 
それでもやっぱり、
あの時代の女性像からは衝撃だったらしいし、
あの名曲、ムーン・リバーは今でも沁みるし、
そして名のない猫の名演技は泣けるぞ〜〜
 
こうして思い返してみると、
自分とは何者か、
自由に生きるとは、
って、
洋の東西も時代も問わず、
人間の永遠の葛藤なんだな
 
で、やっぱこのファッション、
ジバンシーの勝利なる作品なり
 
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
木曜日に行くつもりが
なんかの勘違いで
本日のチケットとってしまい、
新宿ピカデリーにて 
 
マイ・スイート・ハニー
 
 
製菓会社の研究員チホは
几帳面で型通りの生活を送っている
冗談も本気も区別が難しい人間だが
仕事はずば抜けていて貴重な人材だ
 
一方、シングルマザーのイルヨンは
借金返済に四苦八苦の中で、
そのままローン会社に就職するしたたかさ
 
チホの兄は借金まみれのチンピラで
イルヨンから督促を受けて
高級取りのチホが肩代わり、
そこからイルヨンとチホの関わりが始まる
 
大学生のイルヨンの娘は
離別した父のトラウマがあり、
母親の行動には批判的だが
借金苦から抜け出す方策として
イルヨンは玉の輿も狙っているのか
 
純情なチホに徐々に近づく彼女は
食べ物で胃袋を掴んでいき、
チホは初めてのときめきを覚えて困惑する〜〜
 
ってな展開はわかりやすく、
主演のユ・ヘジンは
コンフィデンシャル 国際共助捜査 
の他にもよく観ている気がするが
さすがにラブコメの主役ってのは
楽しげだわ〜〜
 
つかみどころのないイルヨンの方は
役柄的には微妙だけれど、
純情男を振り回すにはちょうどいいのか
 
この話で2時間はちょっと長いけど
フツーに楽しかったのでよしとしよう、
そしてどう見ても太巻きのキンパ、
って韓国料理なんだね〜
知らなんだっっっ
 
で、お腹を空かせつつ、
次なるへっっっ
 
 
 

映画ランキング
にほんブログ村 映画ブログ 映画劇場鑑賞へ
にほんブログ村