今回の大河ドラマ「光る君へ」。

圧倒的に、この時期の知識が不足しているので、何がどうしてどうなったのか全く分からない。

もう完全に落ちこぼれて「お客さん」状態での視聴。
妻の解説を聞いて、何とか45分を保っているのである。

こうなると、登場人物の中の筆者に近いところに焦点を当てて楽しむしかない。

従者の乙丸・百舌彦コンビや藤原道綱くんが、筆者とこの世界を繋ぐ縁(よすが)である。

で、今回も道綱くんやらかしたようだ。
知ったかぶりをしてたしなめられていたらしい。

で、この道綱くん、頭が暖かい人として千年名前が残ってしまった。

ロバート秋山が演じている藤原実資が書いた「小右記」という日記には、以下の記述があるそうだ。
「一文不通の人(何も知らない奴)」
「ただ自分の名前を書くことできるだけで、一二も知らない者だ」
これはひどい。
千年後に上地雄輔におバカキャラで演ぜられるとは、本人も思いもしなかったはずである。

このように、毎週見ながら妻のアシストにより、古典の基本を学び直しているのである。