東栄駅から529M(213系H10編成)に乗車。乗客は皆、飯田線の旅を悠然と楽しんでいるようでした。私も含めて、伊那谷が大雪に見舞われていたことを知る由ないがごとく。
15時46分に相月駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。昭和30年1月築の、コンクリの待合所です。
では駅舎の中へ。4辺のうち3辺に木製ベンチが設えられています。
駅舎から階段を下ると、真向かいに「相月観光トイレ」が。この滞在では大変重宝しました。
それでは周辺散策。駅前は人家が数軒で、国道152号が通っています。
水窪町に向かってぶらぶら。左手には水窪川の渓谷が。
相月トンネルの入口に到着。飯田線も鉄橋になりトンネルに入ります。ここら辺で引き返します。
駅に戻った所で時刻表を。下り11本、上り9本です。次の上り列車は16時21分発…。
すぐ近くの踏切を渡って団地の入口へ。相月駅の全景が望めるではないですか!周辺は森で誠に雰囲気の良い駅です。
火の気のない待合所に、戻り缶コーヒーをすすっていると、にわかに信じがたいアナウンスが。
「16時21分発の豊橋行きは、現在125分ほど遅れて運転しております。」
そんな馬鹿な!試しにJR東海の運行情報を開いてみると、「大雪の影響で、辰野~伊那松島間が運転を見合わせております」。指定された番号に運行情報を問い合わせるも全くつながらず。
ならばと駅前のバス停を見てみると、西鹿島行きと水窪行きしか出ていません!
憔悴していると更に悪い情報が。
「現在、大雪の影響により飯田~辰野間が運転を見合わせております。16時21分発の豊橋行きは大幅に遅れています。「伊那路4号」は12分ほど遅れて運転しております。尚、16時52分発の天竜峡行きは定刻で運転しております。」
もう腹は決まった。飯田線全駅下車達成を諦め、16時52分発の531M(213系H12編成)で一旦水窪に出ることに。
17時2分に水窪駅に到着。何とも交換せずにこの531Mは天竜峡方面に向かっていきました。これに乗り続けることは、当日中に名古屋に戻れなくなることを意味します。
531Mとは大嵐駅で交換だったようで、救いの列車となる「ワイドビュー伊那路4号」(373系F10編成)は15分ほど遅れてやってきました。3号車の自由席に陣取って真野鶴でヤケ酒していると、車掌氏がやって来て律儀に1150円を徴収していきました。後ろに座っていたご夫婦は飯田市からセントレアに赴き海外旅行に行くところだとか。大雪で中央自動車道が通行止めになり止む無くこれに乗車したとか。この後も、中部天竜、湯谷温泉…と当てにならない普電代わりに利用する客が次々と乗り込んで大混雑に。
豊橋駅場内信号などで抑止され、26分遅れの18時57分に豊橋駅に到着。豊来軒でみそラーメンを食した後、19時32分発の5357F(313系Y106編成)で名古屋駅へ。
余った時間で東海道線の列車を9本撮影した後(関連記事はこちら)、22時40分発の高速バス(名古屋200か23-90)で新潟に戻ります。東海北陸自動車道経由になりましたが、殆ど雪の影響はなくほぼ定刻に新潟駅前に到着し、6時5分発の信越本線422M(115系L3編成)で新津に帰還しました。えてして「第10回」もやることに。
「飯田線全駅下車への道・第9回」は以上です。伊那谷の大雪によって佐久間、城西が残ってしまいました。もし次週だったなら太平洋側が上越新幹線が止まるほどの大雪に見舞われ、飯田線も本長篠~辰野が運転見合わせで、今回より少ない駅数しか巡れなかったでしょう。「プロフィール」に記している通り、私は飯田線全駅下車を達成しました。「身延線全駅下車への道」がまだ2回も残っているので、「第10回」は6月頃にお伝えする予定です。
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