おはようございます、沙久良です
今日から3日間米子・出雲へと出張しております 16日は休みを取りますので、メール等の返信は17日より行います お待ちくださいませ。
お待たせしました昨年8月の神社ネタです 今回はぽにょちゃんの家系の呪詛解きネタです。あくまでネタとしてまとめておりますので、全ては書きませんのでその辺りは想像で補ってくださいませ(ぽにょちゃんは分るから大丈夫!)
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白兎神社を後にし、鹿野町に入って一番最初に向かったのは道の駅西いなば気楽里 前回の鳥取でこの道の駅を気に入った私、絶対にこの道の駅に寄りたかったのです
そんな道の駅には、前回スルーした鹿野城主これのり君がお出迎え で、これのり君を見ながら畳素材の椅子に座ったと思ったら、
まさかの椅子がなく(目測を誤った)コロンっと見事にお尻から床に転がった……
これはこれのり君の洗礼でしょうか?それともこれのり君もびっくりなハプニングだったのでしょうか?
おそらく後者ですね 私はいつも予想外の事をやらかす
「ゆうほりん、大丈夫!?」
「大丈夫~。とりあえず白兎神社参拝して気が抜けたみたい」
巫・沙久良はパーフェクトレディ(?)ですが、素の私はとことん使えない人です 沙久良抜けたら何をやらかすかは、後ろの守護者もハラハラするほど唐突です
暑かったので、生姜ソフトクリームと20世紀梨ソフトクリームを食べる どっちも美味しかった
「さて、まだチェックインには時間があるから鹿野城下町下見に行こう。」
「うん、そうしよう!」
また車に乗り込んで、鷲峰山(じゅぼうやま)を見ながら真っすぐその方向に進む道を進んだ
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車を鹿野城跡公園駐車場に停めて、城山神社に向かう
「あ、麒麟獅子。」
「え?麒麟獅子ってなに?」
「鳥取県東部や兵庫県北部に伝わる特有の獅子舞。獅子頭じゃなくて、麒麟頭なの。」
「そうなんだ~。」
「うん、でもここは獅子頭で舞が麒麟獅子に似てるってあるから、なんか面白いね。」
「面白い…。」
何が面白いかはぽにょちゃんには伝わらなかったが、まあそこはヨシとしよう。時々私の感性は斜め上に行くから
鳥居の先には鹿野城跡公園の案内図があった。
「さすがに今から城山神社までは登れないわ。とりあえず稲荷社だけご挨拶しておこう。」
案内看板向かい側の稲荷社 参拝して、明日またここに来ますと挨拶をし、
由来を読んだ。尼子晴久が攻め落とし、以下山名源七郎、三吉三郎左衛門進藤豊後守等を経て亀井茲矩へ。再び尼子へと戻ったのかと興味深く読み、そこから最後の故あって松平石見守輝澄が左遷でこの地への記載に、松平石見守というと浜田藩だろうかと考えていた。
(そこは今回の事と関係はないけれど、鹿野と津和野は縁があって、また浜田も鹿野と縁があったんだな。)
嘗ての鹿野城を見てみたかったなと、ため息が漏れた。
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再び駐車場に戻る前に、公園内を散策する 鹿野城と亀井茲矩の話を読み、さらに天守が見たかったなぁとため息が漏れた。
鹿野小学校之跡にも隅立て四つ目結、亀井茲矩が如何に鹿野の人々に愛されているかを感じられる
「…ん?あれは何?」
ちょこんと座る、変わった鳥の石像があった。
「鳥の劇場のマスコットキャラクターなのか!?なんだこの佇まい!ツボる!」
「ほんとうだね、これ面白い!」
独特のセンスを感じるこの石像、是非ともマスコットにしてお土産に持って帰りたい
そんな大笑いをしている私たちの前に、この石像のモデルになったと思われる白鳥が姿を現わした。人懐っこいのか、白鳥と呼べば振り向き、サービスショット迄くれる愛嬌の持ち主だ
「鯉がデカい!これもまた津和野の鰹ボディの鯉を思い出す!」
「ほんとだね、鰹ボディだ!」
石見人的には笑うツボがあり過ぎて苦しい 亀井茲矩は笑いのセンスも抜群なのかもしれない!?
「さて、そろそろ宿に行こうか。」
「そうしよう。白鳥、バイバイ~!」
白鳥に手を振って駐車場へと歩き始めると、それに合わせて白鳥も水面をスィーと移動するのだが、移動速度が異常に速い
「白鳥は水上は優雅に、水面下では足をばたつかせているとかなんとか言うけれど、あいつは絶対モーター付いてるって。アフラックのアヒルと一緒で、ロボットなんだよ。」
「絶対そうだね!速すぎる~!」
優雅にではなく、真っすぐ揺ぎ無く速く進む白鳥に、ロボット疑惑が発生した瞬間だった
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また鹿野城下町鳥瞰図の前で足を止めた。鳥瞰図、鳥から見た風景という所か。鹿野城下町は当たり前なのだが、雰囲気がとても津和野に似ていた。正確には、津和野が鹿野城下町に似ていた。
「亀井茲矩が、如何に素晴らしい手腕を持っていた城主かが伺えるね。」
「うん、そうだね。」
城下町なので細い道が張り巡らされており、城下を護るみえない護りもしっかりとある。
(四神相応、でもって中央が黄龍じゃなくて麒麟だわ、ここ。)
なんでだろうなと思いながら地形を思い浮かべ、鷲峰山を目印に向かったのを思い出した
(もしかして、麒麟は鳳凰と対に扱われる事があるから麒麟?鳳凰から生まれた鸞鳥(らんちょう)を対とするので、鸞を鷲峰山に見立て、麒麟を中央にしたのかしら?)
獣類の長・麒麟の性質は非常に穏やかで優しく、足元の草を踏むのを恐れる程殺生を嫌う。
故に黄龍のように激しく強く一気に成功して全てを巻き込む強さはないが、末永い平和で穏やかな時をもたらすと謂われている
(亀井茲矩は鳥取城攻めで火計を使った説もあるけど、同時に天下そのものを狙う野心家ではなく、自分やその治める藩の民を末永く幸せに平和であるようにと願った城主だったんだな…。)
亀井茲矩という人を知らないので(当たり前だけど)、その本心に触れた気がした瞬間だった
続く~
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