行政機関に収容された猫たちのうち
傷病猫を引き受けるところが少ないそうで
そうした仔たちも可能な限り
またたび家では受け入れ保護しています。
*埼玉県ではまだ殺処分が行われています

医療費は健常な仔の初期医療とは
比較にならない程にかかりますし
里親さんとのご縁探しをする前に
心身ともに元気になるまでに
時間を要することも多いです。

そして当然ながら
ケアやお世話が毎日続きます。
他にも大勢保護猫たちがいるなかで。

それでも助けたいのです。
どの仔も代わりのないかけがえのない命だから。

傷病猫たちの奇跡を
今までたくさんみてきました。
素晴らしい里親さんと
縁付くことができた仔たちもいます。

諦めたらそれまで。
悔やんでも詫びても取り返しがつきません。

出来ない理由を探すのではなく
できる方法をみつけたい。

それが守りたい命に対してであれば
尚更ではないでしょうか。

私の周りには不遇な命を
なんとかしたいと強く思う人たちがいます。
時間をやりくりしながら
愚痴を言わず動いてくれる人たちばかりです。
またたび家ボランティアさんたち
いつもほんとうにありがとう。



ここ最近も様々な理由で
センターに収容された猫たちの引き取りがありました。

①傷病猫 仮名「はにゅうこ」♀

さくらねこでした。
地域でお世話されていたのではないかな。と思います。



引き取り後その足で病院へ。



残念ながら
入院先の病院で息を引き取りました。
外傷などもありましたが
それよりも貧血が酷く間に合いませんでした。

助けたくて幸せにしたくて迎えに行き
はにゅうこにも約束をしたのに
力及ばずとても悔しいです。

はにゅうこの頑張りをわすれない。



お世話になっています霊園で供養していただきました。
個別火葬にしましたので
はにゅうこをお世話されていた方や
もしかしたら飼い主さんもいたかもしれません。
そう思わせるほどに人にとても馴れていました。


(目の腫れは治療後数日で引いてきていました)


可能性は低くても何かをきっかけに
はにゅうこが大好きだった人と
再会できたらと思いここに
はにゅうこの情報を載せておきます。

はにゅうこがずっと見ていたであろう人のもとへ
帰ることができればと。

管理番号

2024-3-002


【収容日】2024年3月25日


【收容期限(返還手続きの期間)】2024年3月28日


【収容場所】羽生市南羽生


【動物種別】猫


【大きさ】大


【種類】雜種


【性別】メス


【推定年齢】5才程度


【毛色】サビ


【毛の長さ】長毛


【首輪】無


【備考】頭部外傷。衰弱。

マイクロチップの装着なし。負傷動物のナ

掲載はありません。



②傷病猫 仮名「ふかや」♂

左眼は角膜潰瘍で点眼をしています。



てんかん持ちのようで
収容中も発作が起きていたようです。

センターから引取り後ふかやを助手席に乗せて
高速道路を走行中にもキャリーがガタガタと揺れ
発作を起こしてしまいました。
急いで病院へ。



抗てんかん薬を飲ませることになり
翌日からピタリと止まりました。
薬が効いてくれてよかった…
と安堵したのも束の間。


外で食べ物もない中
ようやく見つけたゴミを漁って
その日その日を凌いでいたのか
びっくりする程のビニール?布?や
お惣菜などの容器と思われるプラスチックが
吐瀉物の中から出てきたのです。

齧った跡も見受けられこれだけ飲み込んでいると
まだ身体の中に残っているかもしれないので
ふかやを連れて再度受診です。

飢えも渇きもなく発作もおさまって
穏やかにこれからを過ごせるよう大切にしたいです。

③乳飲み仔4頭

目が開いていて体重は200g台。

目がシパシパしている仔もいるので点眼。

ミルクはよく飲んでくれます。


センター収容の乳飲み仔たち。
行政機関からの乳飲み仔の引き取りは
今年初めてになります。
ミルクボランティアYさんのもとへ移動します。
いつも乳母を担ってくれる頼もしくありがたい
ミルクボランティアさんの存在にも感謝です。

来月からはどうなってしまうのか。
未不妊の女の仔は
もうほぼ妊娠や出産をしています。

④46頭多頭飼育崩壊(埼玉県内)

飼い主による所有権放棄で今日から順次
センターに収容されることになる仔たちの殺処分回避のため
複数の団体で引き取り受け入れ先もあるようです。

飼い主のもとに残る仔たちは
全頭不妊去勢手術をして帰ります。

今日は20頭の女の仔たちが収容され
またたび家でも5頭お引き受けしました。
センターで振り分けてあるそうで
全頭名前も付いているんだそうです…
長く呼ばれていたのなら猫たちが戸惑わないように
その名前を継承したいと思います。

来週には同族の残りの仔たちが収容されます。
こちらは全頭が男の仔だそうです。
男の仔たちの行き先が
まだ決まっていない仔たちも半数以上いるそうで
再度受け入れもできるように
少しでも協力をして
命を繋いでいきたいと思います。

それには猫たちを医療にかけ養っていくための
物資や費用も必要不可欠で
気持ちだけではどうにもなりません。

預かれるよ。という方がおられましたら
一頭でも助かります。

不妊去勢手術を済ませて
メディカルチェックをしてお届けします。
ウイルス検査はセンターで実施済みで
今日収容の女の仔たちは皆陰性のようです。

預かりができるよ。という方は
下記のフォームよりお願いします。
預かりはできないけれど物資でなら
里親にはなれないけれど寄付でなら
皆さまのお力もお借りして
不遇な猫たちのこれからの猫生を
幸せなものへと一緒に繋げていただけませんか。

ご支援は大切に必要としています猫たちに
使わせていただきます。

ご協力よろしくお願いいたします。

🔴不足品ご提供のご協力

*ミルク
いくつあってもこれから
あっという間に消費することが予想されるので
30缶以上用意したいです
*哺乳瓶
*ペットシーツ(レギュラー・ワイド)
*トイレ砂
*ウエットフード(種類問わず)

🔴医療費のご協力

🔷ゆうちょ銀行🔷
記号11460
番号05074871
シャ)マタタビケ

🔷みずほ銀行🔷
店番273 川越支店
普通
口座番号3043108
シャ)マタタビケ

🔷埼玉りそな銀行🔷
店番386 本川越支店
普通
口座番号4446772
シャ)マタタビケ

タトウ→今回の46頭多頭飼育崩壊から引き取る仔たちの医療費や養育費に

ショウビョウ→傷病猫たちに

お名前の前に入れていただきたいです。
【例 ショウビョウ ネコヤマニャーコ】

記載がない場合には
その時に一番必要としていますことに
充てさせていただきます。