とんでもなく手先が器用で
昨日の竹細工を愛する叔父の家に
ご挨拶に行った。
叔父の家の界隈は自然豊かで
この辺りをドライブすると
息子が必ず、小さい頃から連れて行っていた
公園に行こうと言い出す。
何故、そこに行きたいかと言うと
そこには、山の地形を上手く使った
巨大な滑り台があるから。
15歳にもなって、まだ滑り台か〜い?
って感じだが、身体ばかり大きくなっても
頭の中は子供なのだから仕方がない。
叔父の家にササッと挨拶して
その後、公園に行ければ良いかな?
と思っていたら.......。
叔父の家に着くと
「おっ!リツコ、良いところに来たな!
手打ち蕎麦を今、打ち終わったところだ。食べていきなさい」
えー!
そんな、突然伺ったのにお昼なんて、申し訳ない.....。
「いいから、いいから、上がりなさい!」
この叔父は、毎年
年末になると、年越し蕎麦を
母方の兄弟家族全員分、手打ちで打って届けてくれるのだ。
その蕎麦が、上品なお味で、とても美味しい。
私達は、叔父の言葉に甘えて
お蕎麦をご馳走になる事に。
叔父の家には、蕎麦打ち部屋がある
蕎麦打ち台があって、いつでもそこで切れるように
きちんと道具が揃っている。
家の外の竹細工部屋には、包丁の砥石が何個も置いてあって
いつでも竹を細く切れるように研いである。
我が家の母の洋裁アトリエも同じ匂いがする
このこだわり出したら止まらないDNA、
血に逆らえない感じが笑えるね。
叔父に、蕎麦粉はどんなものを使っているのか聞くと
地元で取れるこだわりの蕎麦粉を使っているそうだ。
蕎麦を食べる時、麺つゆは味が薄い方が
上品な蕎麦の美味しさが消えないから良いとのこと。
逆に濃い麺つゆで出している店は
信用しない方が良いと叔父は言っていた。
叔父は絶対的に自分の蕎麦に自信を持っているから
薄い麺つゆで、蕎麦粉の味をきちんと味わって欲しいのだという。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20250113/01/yum-yum-morocco/46/81/j/o0810108015532526110.jpg?caw=800)
うちの娘は、叔父の蕎麦に
いたく感動して
暫く外で蕎麦が食べられなくなってしまっていた。
こういう、日本の感動体験って、いいね
こんな素敵な体験をさせてくれて
叔父さん、ありがとうございます