久しぶりにIKEAに行ってきましたよ。
娘が何やら色々欲しいものがあるらしく。
今日はイタリアは祝日なので
結構混んでいましたね。
娘が欲しいものを
好きなだけカゴに入れて歩いていて
メッチャ楽しそうだったのですが
私は人混みに疲れてしまったのか?
途中でグッタリ
カフェテリアに行ったら
レジがセルフレジになっていて
みんなノロノロタッチパネルを押していて
私の前の人、5分くらい掛かっていてね
ここでまたグッタリ
私の後ろの人が文句言っていて
私は後ろを向いて
「難しいのかしらね?」と言うと
「そうじゃないことを祈るわね。」
と後ろの人も返してきた。
なんてことはない。
前の人の彼女のカードが支払えなかっただけで
彼のカードで支払いを試したら通っていたわ
こういうカフェテリアでも
これからだんだん無人化していくんだろうね。
私がイタリアに来ていいなぁと思っていたのは
こういうレジに並んで支払いすることは
コミュニケーションの場であって
人と人の関わり合える場所なんだよね。
こんなレジでの支払い途中だって
レジ係のイタリア人は日によって
怒っていたり、ご機嫌だったり、
ちょっと冗談言ってきたり面白いんだよね。
それに突っ込んでちょっとお喋りしたり
言葉を交わすことって、小さな喜びなんだよね。
想像してみてくださいよ。
独り暮らしのお爺さんが
家からバールに散歩しに来て
無人レジでカフェの代金支払って、バリスタも忙しくて喋れなかったら
このお爺さんはコミュニケーションの場を失うでしょ?
これって寂しくない?
どこ行っても無人AIが待っていたら虚しくない?
なんか、病む人が増えそうになる予感を感じてしまったのは
私だけかな??
誰かと喋らずにはいられない夫は
無人レジだと解ったら、つまらない!って感じで
並ばなかったもんね。
↑こういう人が、これから一番打撃を受けるんだよ
夫は必ず店員さんと喋るので
すぐにお店の人も夫の事を記憶して忘れないし
そうすると、ちょっと突っ込んだ話も出来て
そのお店に行くのが面白くなるんだよね。
夫は絶対に一見さんでは終わらせないので
どこの店に行っても店員さんから挨拶してきてくれるタイプ。
これが楽しくていつも行きつけの店を決めて
そこに行っては楽しんでいる人が
無人レジとか、耐えられないんだよね
利便性ばかり追求すると
絶対病んでいく人が増えると思うワケ。
ま、時流がこうなっているのだから
仕方ないのかもしれないけれど。
だけど、そこで余った人員で
メンタルサポートする人を増やさないと
これからは大変なことになるわよ、奥様
最後のセルフレジで全部自分でバーコードで読み込んで
夫と娘と3人で全部買ったもの持ったと思ったのに
はい、本日のフィレンツェのIKEA
現場からのレポートは以上です