■左右泡沫政党 | ◎ 浮輪浮遊録 ◎

◎ 浮輪浮遊録 ◎

★「では、どうするか」が、視点のブログです。/ ★ 更新:【 第2 水曜 】、他・随時更新。(2010年9月15日 開設)

 

本日は、左右の泡沫政党等について述べたいと思います。

◆左翼泡沫勢力の存在意義

左翼の弱小政党や政治団体は望ましくはないものの、左派勢力を分裂させるものとして好ましくはあります。

左翼勢力が一部外国の下請けのような所業を改め、現実的な国民生活を重視した上、選挙とともに政治活動でも協調した場合、その弊害は少なくありません。

今後とも左翼勢力は、己の主張を貫き続けてほしいものです。

◆右翼泡沫政党の存在意義

かつては、正論であっても辞任を余儀なくされた保守系議員は少なくありませんでした。

その中では、保守系泡沫政党であっても正論を述べること自体に一定の存在意義がありました。

しかしながら、昨今では正論に異議を唱えると、偏向したテレビ新聞等の報道業者に対し、直ちに鋭く反撃する一般世論が巻き起こります。

そのような時代においては、新規保守新党は極めて難しい時代になりました。

◆偽装保守と流行保守

以前の代表による島根県竹島の日韓共同管理発言や、今般の露宇戦争では親露姿勢を隠さない政党があります。
一部の人士は、この政党を保守としておりますが、強い疑念を抱かざるを得ません。

政党や政治団体は、「資金源」の影響は免れません。
労組支援政党は支持労組の、保守政党は支援企業の影響を受けること自体は、法に定められた範疇であれば何ら問題はありません。

しかしながら、一部の党や団体の中には一部近隣諸国の代弁を疑う所業を見るにつけ、強い懸念を抱くのです。

左右を問わず、世論に迎合した極論を謳い一世を風靡する団体等が現れますが、その中身を冷静に見極めたいものです。

◆新党は、まずは地方を目指せ

新党や政治団体が国政を目指し一時のあだ花を咲かせることがあります。
しかし、その後、消滅はしないまでも停滞する政党が少なくありません。
国政は小選挙区を主体とする以上、新興勢力には極めて困難な状況です。

しかしながら、地方議員選挙は「中選挙区」です。
新参勢力には、これほど効率の良い場はありません。

一部左翼はこのことに気づき実践しておりますが、真っ当な保守勢力こそまずは地方を目指してほしいものです。

◆法の改廃新設と時間の壁

世の中を変えるには、法の改廃新設を実現できるかにかかっております。
このためには、数を増やすしかありません。

しかしながら、新たな勢力がこれを実現するのは極めて困難です。

だからこそ、問題解決に要する時間を考慮するとき、より欠点の少ない保守政党を選ぶことになります。
そうすると、現時点では自民党しか選択の余地がありません。

 

*   *   *   *