マウント変更のお知らせ | Wonderful Photo Days
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いやぁすっかり春も近くなりましたね( ゚∀゚)(先週はは雪だったのにw)

こんばんわリチャードです(*`ω´*)

(今回の話は多分に主観的な考えが含まれております)




ずーっと悩んでたのですが、カメラのマウントを変更することになりました

最初に言っておきますが、ずっとペンタックスはいいカメラをつくってます

親会社も変わりましたが、コンデジのときから流行りよりも使いやすさを重視してなおかつ他社に比べリーズナブルなことが多くずっとお世話になりました。
一眼も防塵防滴で軽量にこだわりそのコンセプトはとても素晴らしいと思ってます。



新しく出るK-1も、バリアングルで高画素フルサイズ、バッテリーも前の機種と同じで使い回しもきいて本体も同スペックレベル価格帯で安価とこれだけでも話題をさらっていく機種であると確信してます。



ただ問題は個人的な理由含む数点でペンタが必ずしも悪いというものではないということを先に言っておきたいと思います。




1、一つは、フルサイズは去年の10月頃ということで待ってたのですが、延びることに。
その結果2月に発売ではなく、さらに2月発表で4月末になったこと。

3月末ならともかく4月に使えないというのは現状かなりきつかった…
まぁペンタのフルサイズを待ちに待って待ち焦がれた人には問題ないと思うのですけど。。。



2、次に、レンズの問題です。
会社の都合でレンズがデジタル高画素に追いついていない点があるということ。

解像度で考えたときにカメラ性能を引きだせるのはFA3姉妹とDA★55、それ以外は数える程です。


その中で対応してないサードパーティがあること、そしてDAでも使えるであろうレンズを公式発表しないのも、ひとつの理由です。
クロップでならもちろん充分使えるでしょうし周辺減光なんて今どきRAWなら修正できますしどんなすばらしい単でもズームならほとんど周辺減光してますので、その使えるかどうかの指針がカメラ買ってみないとねってのを4月末にはできないなと…
(実際3600万画素あるので十二分に解像するでしょうし、クロップしても現在の機種と同じくらい写るとは思われます。)


3、そして、ややシャープネスに欠けるということ。
これは俗に言われるほどペンタ機が悪いとは私は全く考えてません。


一つの指針ですが、DXOMARKという海外のサイトがあります。
そこではレンズの値を格数値で評価してます。
もちろん絶対ではなくあくまで指針になりうるという数値です。


これはペンタックスだとかなりひどい数値で、それがペンタは悪いという評判の一つの原因になってたりしますがそれは正確ではないと思います。



このサイトは   レンズ  +  本体 で数値を出してます。
これは正しいやり方といえますが、ペンタにはフルサイズはなかったのです。

例えばペンタックスでK-3という機種があります。
それにHD DA 35mm F2.8 Macro Limitedを付けた数値を計ると

スコア:22 シャープネス:13 くらいです。

ではニコンで同じくらいのマクロである
Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDを調べようとすると

スコア:30 シャープネス:20 とかでてきて

ニコンすっげー(((o(*゚▽゚*)o)))
とかいう風になってます。
しかしこれは本体がD810のスコアです。

D750では スコア:28 シャープネス:17 となります。

それで同じくらいの時期同じくらいのスペックであるD7100で調べると、

D7100 スコア:21 シャープネス:11 となります。

あれ、そんなかわんなくね?(`ω´)



ニコンは全体的に解像度は高いです。それでこの数値なら
ペンタのK-3とDA35limitedは充分いいスペックだと思います。


ただ、DA35リミはフルサイズ用のレンズではないということです。
後ろ玉的には使えるとおっしゃってるペンタ使いのサイト様もおられますけど現状はなんとも言えません。

が、2番と3番の最初に戻りますが、他のレンズはもっとシャープネスは低い評価を受けてます。
さらにフルサイズでいけるレンズは少し設計が古いです。
つまりいいレンズを買いたくても買えない状況なのです…
FA3姉妹は基本的にシャープでボケも素晴らしいので残る可能性は高いですが、残すか残さないかは別にしてHDコーティングなりして現代のスペックにあった再設計をする可能性も高いです。

タムロンの90マクロは272Eでもやわらかさとシャープネスのバランスは好きでしたがそれから2回目のリニューアルをしようとするくらいデジイチをとりまく環境は変わってます。

ボケの柔らかさとシャープネスはなかなか両立できないようで、ポートレイト用であれば少しやわらかさを残して逆に逆光に少し弱くてレンズフレアが出るくらいが味でいいんでしょうけど、そういう用途はオールドに任せて、やはりきっちり撮りたいときはちゃんと写ってもらわないと困る、というのが主流派ということですね。
フレアはシャープネス低下の原因にもなりますし。

それでもペンタのFA50みたいな個性的なレンズは好きなんですけどね…

では長々と失礼しました。



※追記

だいたいAPS-C2400万画素であればフルサイズの1200万画素に匹敵すると言われてます。
(現にDXOMARKでのシャープネスの単位はMP【メガピクセル】であり、ペンタックスK-3にDA35mmlimitedをつければ評価は13MPである。)
またフルサイズ1200万画素はプロの現場を考えたときにバランスのいい仕様と数年前におっしゃった開発の方もいらっしゃいます。
ストックでも一番売れるのはMかLサイズなのでニーズには応えられてると思っていたのですが、やはりずっと見てるとそこで満足できなくなったというのが一番の理由です。