パソコンで警告が出たらサポート詐欺に注意！－70歳以上で大幅に増加－（国民生活センター）

こんにちは。今日はＦＰ（ファイナンシャルプランナー）・税理士事務所の上原がブログを担当いたします。

国民生活センターから注目情報をお知らせします。

パソコンでインターネットを使用中に突然「ウイルスに感染している」等の警告画面や警告音が出て、それらをきっかけに警告画面上に表示されている電話番号に電話をかけさせ、偽のサポートに誘導しサポート料金を支払わせる、いわゆる「サポート詐欺」の相談が依然として多く寄せられており、国民生活センターは注意を呼びかけています。

https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240327_1.html

（国民生活センター）

近年の相談状況をみると、2023年度の相談件数は、2022年度同期と比べて約1.3倍に増加しているそうです。

特に70歳以上からの相談件数が大幅に増加しており、新たな手口として、インターネットバンキングで送金を指示されるケースも確認されていますので、ご注意ください。

実際の相談事例によりますと、警告画面が表示され、マイクロソフト社を名乗る電話番号の表示があったので電話をしたところ、遠隔操作ソフトをインストールするよう指示され、パソコン内を遠隔操作で見てもらい、パソコンの修理代として100円を請求されたので、インターネットバンキングの画面で送金額を100円と入力したはずが、遠隔操作によって「0（ゼロ）」を追加され、100万円に変更され送金されてしまった、という被害が報告されています。

パソコン利用中に突然警告画面や警告音が出ても、慌てて画面に表示されている連絡先には絶対に電話をしないでください。

警告画面が表示されたり、万が一、遠隔操作ソフトをインストールしてしまっても、ご自身でパソコンの状態を確認しましょう。

自分で判断できない場合や、不安に思った場合は、最寄りの消費生活センター等や警察へ相談しましょう。

消費者ホットライン　「188（いやや！）」

警察相談専用電話　「#9110」