人間になれなかった鬼から学ぶことは? | 青い柳の樹のように  - counselor's blog -

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名古屋の老舗カウンセリングルーム「アンフィニ」の代表カウンセラーの青柳と申します。
少しでも多くの人にカウンセリングや心に関心を持つ機会になって頂ければという願いを込めたブログです。
皆様の生活に身近に感じられ「気づき」になれますよう。

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心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。
皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「驕り」について。

皆さんは、どうなりたいですか?

どんな自分でありたいですか?

 

何かを遂げるまで、

モチベーションを保つというのは、

場合によってはなかなか大変なこともあります。

 

一次的に目標に気持ちが盛り上がって、

それだけで満足してしまうことはよくあること。

最後まで、最初の意志を貫徹するということに価値があります。

 

昔話にも、こんな話があります。

あるところに、鬼がいました。
その鬼は人間になりたく、毎日神様にお願いしていました。

 

するとある日、神様は鬼にこう告げます。
「朝、鶏が鳴くまでに、100段の石段を作ったら人間にしてやろう。」

と。

鬼は頑張って頑張って石を積み上げ、
99段まで積み上げたところで余裕だと思って休憩します。

休憩していると気が緩んだのか眠りに…。

はっっと起きたときには空も白みかけていて、
最後の一段の石を持って駆け上がっているうちに、、

"コケコッコー!"

鶏が鳴いてしまったのです。
神様は、大切にしていることを最後まで大切にできなかった鬼を
戒めて、願いを叶えることはありませんでした。


ちょっと切ないお話です。

 

徒然草のなかにも、

"木こり"の名人の話が同じ趣旨であります。

 

普段、私たちは、

「自分なりに」「それなりに」

正しいと思って生きています。

 

自分を卑下、否定、自責し過ぎるのもしんどいものですが、

そういう人でも、そうすることに疑いが無いからするわけですね。

 

鬼の話のように、

"あとちょっと"

ということなら尚のこと驕ってしまいがちです。

 

自分が求めるもの、自分が大切にしているものならば、

より油断に対しての危機意識を以て、

大切にしていることを最後まで大切にしたいですよね。虹
 

 

 

いつも有難うございます。

油断で後悔したときはアンフィニへ!

.

ご予約は052-253-5040まで!

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