プロフィール
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ずれやまズレ子の前身でもあるアバ子とズレ子は、2004年に歌謡デュオユニットを解消。
結成は1999年タイバンコクの伊勢丹前。
その後オネエ歌謡デュオとして活動を始め、2001年4月4日「上野24時」でインディーズデビュー。
8枚のシングルと1枚のミニアルバムをリリース、3アーティストのシングルをプロデュースという足跡を残した。
それはそれは凄惨な罵り合いの末、これまでの活動に終止符を打った。
ズレ子という名前を捨てる選択もあったけど、名乗り続けることでアバ子とズレ子が作ってきた楽曲の権利は、自分にあると主張したかったのかもしれない。
何しろアバ子から届いた最後の言葉は
「文句があるんだったら裁判で訴えればいいじゃん!」
だったので・・・。
あれから20年、会うことも、文字を交わすことも、噂を探すことすらすることもなくなった。
話は変わるが、今年は、若い頃に目指していた、いわゆるシティポップ路線の音楽を制作している。
その中の核になる曲の作詞を外注した。
作詞家さんとランチをしながらの打合せでは、たわいもない身の上話で盛り上がり、楽曲のイメージを伝えることもなく、結局お任せということに…。
<作詞家の許瑛子さん>
3月末を締め切りとしていたが、それよりも早く、その歌詞があがってきた。
曲に合わせて歌ってみると、これって、アバ子のことを書いてないか?
あのたわいもない会話から、作詞家さんはこの部分を切り取って書いてきたのだ。
アバ子への憤りや怨みは、今となっては、もう微塵も残っていないけど、ずーっと閉じ込めてきた感情を呼び覚ますような歌詞に、とまどった。
でも、もしかしたら今が向き合うタイミングなのかもしれない。
そう納得したところで、作詞家さんにOKを出した。
さて、次は編曲家さんに発注だ…。