冷蔵庫買い替え・・・悪夢の日々 | けいたいおかし

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おじさんのブログ

 

先月半ばごろのこと、

購入して11年ほどになる

パナソニック製の冷蔵庫の調子が

突然、悪くなった。

 

エラー番号が表示されて、

まったく冷えなくなってしまったのだ。

 

つくりおきおかずをする我が家では、

冷蔵庫は非常に重要な役目をしている。

 

その後、再び稼働し始めたものの、

いつまた壊れてしまうのか不安なので、

メーカーに問い合わせてみた。

 

製造から年月が経っているので、

部品がないことも場合もあるが、

修理可能かどうかは、

サポートの者が一度みてみないと

何とも言えないという返答だった。

 

すでに保証期間が過ぎているので、

エンジニアの派遣料金はかかるとのこと。

 

長年使用しているうちに、

ドア部分の棚が壊れたり、

棚のプラスティックが欠けたり、

かなり古くなったと感じていた。

 

また、現行の機種の使用電力は

10年以上前の機種の

半分ほどになるらしいので

思い切って買い替えを決めた。

 

店頭で実物を見て購入する方が

無難だとは思ったけれど・・・

その場で持ち帰れる商品でもないし、

すぐに欲しかったこともあり、

ネット通販で購入することにした。

 

いわゆる激安を掲げている

ネット通販は避けて・・・

過去に何回もゲーム機本体など、

保証が気になる商品を買っている

「ビックカメラ.com」を選んだ。

 

古い冷蔵庫のリサイクルも

購入と同時に申し込めるのも安心。

 

横幅60cmの機種に限定して

検索してみたのだけど、

何故か、古い機種よりも

総容量が小さくなる機種ばかり。

 

今と同じパナソニックの機種だと、

2割ほど総容量が小さくなってしまう。

 

古いのと同じくらいの容量の機種は、

幅が65cm以上となってしまうのだ。

 

ただ、現在のライフスタイルは、

おかずのつくりおき保存がメインなので、

冷蔵庫の容量が少なくても良いのかも?

 

逆に、冷凍庫が広い方が良いのかも?

 

そんな風に考えて検討した結果・・・

メガフリーザーが売りの

シャープの「SJ-GT42C」

という機種を選んだ。

 

右からでも左からでも開閉できる

どっちもドアというのもポイント。

 

全体の容量は一割ほど小さいが、

カタログの数値上では、

電気代は古い機種の半分以下になるようだ。

 

新しい冷蔵庫が届くまで、

古い冷蔵庫も頑張ってくれて、

無事に買い替えられたと、

安心したのもつかの間・・・

翌朝、アイスクリームが、

ドロドロに溶けていた。

 

冷蔵庫の冷えもかなり弱いようだ。

 

温度が安定するまで時間がかかるのかも?

と、状況を肯定的に捉えることにした。

 

翌日にはそこそこ冷えたようなのだが、

数時間後には再び冷凍食品が溶けてしまった。

 

冷える、冷えないを繰り返すせいか、

冷蔵庫のモノは汗をかいたように

常にびしょびしょになっている。

 

当然、自動製氷機が

まともに動作するわけもないので、

氷が殆ど作られることもない。

 

冷凍冷蔵庫としての役目を

果たしているとは思えなくなってきて、

シャープのサポートに連絡した。

 

翌日エンジニアの方が来てれた。

 

各室の冷気のふきだし口を

温度計でチェックしたりして、

特に異常はないとの見解。

 

ただ、溶けた凍ったを繰り返した形跡が

明らかにあるといううことで、

初期不良かもしれないとの判断。

 

そこで、新品と交換ということになり、

ビックカメラ.comから同じ機種が

届けられることになった。

 

交換品が届くまでの数日ほどで、

野菜の殆どは痛んでしまったし、

冷凍していたパンはべちょべちょ。

 

交換の新品が届けば、

普通の生活に戻れるという期待は、

届くや否や打ち砕かれてしまった。

 

またまた、冷蔵庫と冷凍庫共に

しっかりと冷えないのだ。

 

翌日、100均ショップで

温度計を数個購入して、

冷蔵庫の棚、チルドルーム、

冷蔵庫のシェルフに置いて、

数時間ごとに温度を記録をした。

 

すると、庫内の温度は

結構上がったり下がったりを

繰り返していることが分かった。

 

冷蔵庫は4度から12度を上下しており、

冷蔵庫の棚部分とチルドルームの温度も

殆ど同じように推移している。

 

じゃぁ・・・

”チルドルーム”って何なんだって話。

 

引き出し式の冷凍庫上は

0度からマイナス10度と、

冷凍庫としては、かなりぬるめ。

 

アイスクリームだと溶けてしまう温度だ。

 

比較的、冷えると思われた冷凍庫下でも、

0度からマイナス20度を上下している。

 

そのため、冷凍食品のパッケージは、

時にびしょびしょに濡れていいたり、

時に霜のように氷がつくことも。

 

温度管理できない冷蔵庫なので、

食品の味が落ちるだけでなく、

鮮度も落ちるのが早いようだ。

 

特にレタスの痛みのスピードが速くて、

買って3日目には腐ってしまった。

 

新品2台続けて初期不良ってことで、

もうアリエナイと思ったので、

またシャープに連絡しても

問題の解決にもならないと判断して、

ビックカメラ.comに連絡。

 

不具合の経緯を説明したところ、

あっさり返品返金してくれるという。

 

冷蔵庫なしでは生活はできないので、

新たに別メーカーの冷蔵庫を購入して、

返品と配達を同時にする段取りとなった。

 

今度こそ、正しい機種を選ぼうと、

再び検討を重ねた結果・・・

日立の「R-S5000G」という機種を選んだ。

 

そう言えば・・・祖母は、

白物家電を買うならば、

ナショナル(現パナソニック)か日立

と言っていたことを思い出した。

 

寸法はシャープのと比べて、

横幅が2センチ大きく、

奥行きも3センチほど大きいのだが、

総容量はシャープより2割ほど大きい。

 

独立した野菜室が増える感じで、

冷凍室の容量はほぼ同等というのが

最終的な決め手となった。

 

なんで、前回の購入時に

この機種を検討しなかったのだろうと

考えてみたら・・・

ここ2週間ほどの期間で

冷蔵庫の価格が下がっていたのだ。

 

実は、先に購入したシャープの機種も

25000円ほど安くなっていた。

 

今回選択した日立の機種は

2週間前には予算オーバーだったのだ。

 

わずか二日ほどで日立の冷蔵庫は届いた。

 

実際に設置してみると、

大きさは殆ど違いがないように見える。

 

ふたつのメーカーの冷蔵庫を

短い期間に自宅で使用してみると、

カタログのスペックでは分からない

比較ができて貴重な経験だった。

 

シャープの機種は冷蔵庫内部の構造上、

棚の奥までモノが入らなかったのだが、

日立の機種は本体の3cmの奥行き以上に、

棚の奥までゆったりモノを入れられるので、

寸法以上に容量が大きい感じだ。

 

また、シャープの機種は

野菜室が冷蔵室の下部にあったために、

容量はかなり小さかった。

 

日立の機種は野菜室は独立しているので、

冷蔵室も広々と使えるのだ。

 

カタログ上の数値でも

日立の機種は2割ほど大きいのだが、

実際に収納できる量は倍ぐらいの印象。

 

シャープはの庫内の照明は、

未来っぽいブルー系で好きだったが、

日立はオーソドックスな白系で

全体をくまなく明るく照らすので、

ますます広さを感じてしまう。

 

やはり、冷蔵庫の買い替えをする際には、

より大きな容量にアップグレードする方が

満足感があることを再認識した。

 

ドア部分の使い勝手というのは、

店頭でチェックするだけでは、

気付けなかったこともあるのかもしれない。

 

シャープのどっちもドアは便利なんだけど、

その構造上、しっかりと押し込まないと

ドアが閉まらないことがあった。

 

また、冷蔵庫のドアのフチではなく、

ハンドル部分を引かなければならないのも面倒。

 

やはり、普通の冷蔵庫のドアの方が、

押し込まなくてもピッタリ閉まってくれるし、

ドアのフチどこを掴んでも開けるので楽だ。

 

細かいことだけど・・・

シャープの引き出しは、

取っ手が引き出しの下側にあるので、

デザイン的にはすっきりしているし、

取っ手の凹みにゴミや汚れが

溜まることもないのが利点なのだが、

取っ手の位置が結構低くなるので、

屈まないといけないのが難点。

 

上から手をそえて開けられるという

一般的なタイプの方が結局使いやすい。

 

冷蔵庫の基本的な機能という点で、

シャープは落第だったが、

日立は問題なく稼働している。

 

ただ、エコ基準によって

使用電力が少ないからだろうか・・・

古い冷蔵庫は夏でも「ガツーン」と

冷え冷えになったものだったが、

少々冷え方はゆるい感じだ。

 

それでも、冷え方は安定しているし、

庫内の使い勝手も良いので、

結果的に買い替えには満足している。

 

最初の購入日から約3週間・・・

冷蔵庫買い替えの悪夢の日々は終わった。

 

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