■ソウル駅のお気に入り店に行ったらインテリアが完全に変わっていました! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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おススメの2人分セットの「トッキお膳(토끼밥상)」です。

 

 

先日は、昔下宿していた懐かしい淑大入口駅前で、我が思い出の「ほとんど昔と変わっていない大賞」のお店を紹介しましたが、今回はその隣駅のソウル駅前で、まったく正反対の「あっさりまったく変わり過ぎ大賞」のお店をご紹介しようと思います!♪ヽ(´▽`)/

 

 

●美味しい店が少ないソウル駅

 

ソウル駅はKTXや空港鉄道の利用、人との待ち合わせに今でもよく利用する場所ですが、いつも困るのが食事をするお店がどこも混んでいる上にイマイチだということですよね。そういう中で、数年前からよく行くようになったお店が、ソウル駅の中ではなく、外に出てロッテマートのほうに歩くとある日本風フュージョン・レストラン「トッキ亭(토끼정)」でした。

 

ここが何よりオシャレなレトロ調のインテリアで、赤っぽい木の色と白ペンキの剥げたコンクリートの感じが調和した、日本でいうと大正・昭和風、韓国でいうと日本統治時代や解放後のソウルの店が再現されていて、とても気に入っていました。まさにセンスがいい、ソウル駅にふさわしいレトロ調デートスポットだったという感じです。

 

 

●インテリアを改悪した理由?

 

ところが、先日久しぶりに友人2人と共に訪れたら、しばらく来ないうちに、インテリアが完全に変わって、ただの安っぽいファミリーレストランのようになっていたので、本当にガッカリしましたね。特にその会った2人が、昔一緒に仕事をしたことがある日本人の古い友人たちだったので、その2人と昔を懐かしむ場所が失われたという感覚が、さらにショックだったかもしれません。

 

インテリアが一新するというのはふつう、センスがよくなることをいうと思うのですが、ここは完全に逆で、改装の理由が、たぶん客をたくさん入れて収入を上げるためですよね。以前はレトロ調の再現のゆえに、店内が入り組んで客席が少なく、その分、テーブルの間隔があいて、話し込みながら長居するのにちょうどよかったわけです。そういうコンセプトだったのだと思います。

 

 

●「ファミリーレストラン」だった

 

いったい、志はどこに行ったんだという思いで、メニューを開いて最初のページを読んでみると、「トッキ亭は日本の家庭食の清潔さと韓食の豊富さの心を盛り込んだファミリーレストランです」と書かれていました。「ファミリーレストラン」…。まさにソウル駅という客があふれる場所で、押し寄せる客を多数収容できる効率的なファミリーレストランになってしまいましたね。(^^;)

 

さいわい、メニューのほうは変わっていなかったのでそれはホッとしました。3人だったので2人分セットの「トッキお膳(토끼밥상)」(35800ウォン)と「トッキ亭天丼」を頼んだのですが、「天丼」のほうがぜんぜん天ぷらではなくてふつうのフライという感じだったので残念でした。セットのほうは美味しかったので、それでもソウル駅のお店の中ではおススメですよ!♪ヾ(≧∇≦)〃♪

 

 

 

気づかないうちに、赤っぽい木と白のデザインだったトッキ亭が真っ黒になっていました。

 

 

中に入ってビックリ。大混雑の普通の駅前レストランになっていました。(^^;)

 

 

「日本の家庭食の清潔さと韓食の豊富さの心を盛り込んだファミリーレストラン」と。

 

 

2人分セットの「トッキお膳(토끼밥상)」。麺類は7種類から選べます。

 

 

「トッキ亭天丼」。

 

 

日本風でありながら美味しいものを集めた自由なフュージョン・メニューがお勧めです。

 

 

明太子とトビウオの卵が載った日本風パスタ。

 

 

日本の質に近づけたとんかつ。

 

 

「日本から取り寄せた材料で毎朝作っている」というカレー。この店のウリです。

 

 

残念だった「天丼」ならぬ「トッキ亭天丼」。基本がフライですよね。

 

 

食後はソウル駅旧庁舎の向かって左側の「ヨンナム・パンアッカン(연남방앗간)」。

 

 

ここはいつもわりと空いています。お勧めです。

 

 

コーヒーを美味しくいただきました。♪ヽ(´▽`)/

 

 

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