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ブリンケンの外交行脚 中国からサウジへ [バイデンのアメリカ]

世界の注目を浴びた米国務長官ブリンケンの中国訪問。3日間の習近平主席他の首脳部との会談は、互いに相手のあらさがしで、はかばかしい成果はない。ブリンケンは中国から昨日直接サウジに入った。ガザの和平につき、サウジはアラブ、イスラム社会の代表として、イスラエルを国家として認めていない。パレステイナ国家の独立を求め、2022年のいわゆるアブラハム協定にも参加していない。協定はイスラエルと、バーレーン、UAE,モロッコが正式外交関係を結んだ歴史的展開である。サウジは、パレステイナ国家の独立を求め、米国の独立保証を求める。バイデンの米国は、イスラエル一辺倒の支援振りで、基本的にサウジとは相いれない。とはいえ、サウジとの関係は米国中東政策の基本。中国の次はサウジ。ブリンケンの調整仕事も骨が折れる。


バイロン

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