真似事で軒菖蒲と薬玉を作りました。
軒菖蒲は、5月4日の夜に菖蒲と蓬を束ねたものを軒に下げたり
軒の上に上げる、平安時代から続く、不浄を祓う風習です。
菖蒲や蓬は邪気を払う植物だと考えられ
軒から下げることで外から悪い事が入って来ず
また、火除けや魔除けの力があると考えられていました。
軒に上げました。
こちらは室内用の薬玉
薬玉は、中国から伝わってもので
香料や薬草を袋に詰めて飾り付けをしたものが始まりです。
邪気を払い、不浄を避けるために柱や壁にかけていたと言われています。
数日前から、庭のよもぎや香りの強いハーブを摘んで乾かし
準備していました。
と言うか、軒菖蒲をやってみたくて
去年から蓬を育ててるので、この1日のために一年がかり
暇?
香がそんなにも強くないので、菖蒲の精油も数滴。
↓グレーの布の中に、蓬やハーブを入れてます。
もうひとつの薬玉は、置くタイプにしました。
小さい瓶を入れて、庭の宿根草を(お花の名前がわからない💦)
端午の節句の飾り札と合わせるといい感じです。
明日、5月5日には、この菖蒲たちをお風呂に入れます。
たった1日のために1年がかりで計画してました。
と言うか、去年は諸事情で断念したので
実は2年がかりです
軒菖蒲も薬玉も、なんちゃってなので
諸々改善点はありますが
来年につなげよう!!
今年は作れたことで満足
床の間にも、葉菖蒲と花菖蒲。
花菖蒲、もう少し短い方が良かった気がします。
お花を生けるセンスがなく、バランス難しいなぁ
そしてこちらは、端午の節句の室来。
室礼教室で教えていただきました。
うちは男の子がいないので、端午の節句には縁遠かったのですが
来年はもっと洗練されたものを作りたい!!!