トロントより

おはようございます

3月25日の話題

(2) 4月2日に迫ったトランプ関税は再度延期?トーンダウン?

(1) Hudson's Bayのバーゲンが始まる

 

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曇り 気温マイナス2度 体感マイナス7度

最高気温予想3度となっており、時々雪が舞っています。屋根や路面はうっすら白くなっています。日本はさくらが開花したあと25度以上にもなったところがあるようでカナダも日本も、春の天気は安定しませんね。

 

Rebate and switch

Ottawa bars Tesla from EV incentives until U.S. tariffs are lifted, freezes controversial $43-million payment pending investigation

 

連日滅茶苦茶なトランプ関税で世界中が振り回されていますが、毎日その条件が変わっており、先の計画がまったくできない状況です。

 

昨日もご紹介したように、カナダ、メキシコ、米国と何回も国境を行き来して生産する自動車パーツの業界では価格が上昇することが必至で存亡の危機です。しかし、米国内に製造拠点を移転・新設するのも大きなリスクで先の計画ができないようです。

 

対トランプ関税・政権に対し、強硬に対抗しているのがカナダと欧州です。徹底抗戦の姿勢を打ち出しており、トランプ関税と同率の対抗関税を準備しています。

 

カナダは加えて、米国経済・トランプ政権に痛手となるところに焦点を当てた対抗策を打ち出しており、昨日フリーランド運輸担当大臣が、テスラ車への電気自動車リベート支払い 総額43ミリオンを凍結・保留すると発表しました。

 

背景には、今月初旬、リベートプログラム申請最終日にテスラディーラーからのリベート申請が異常なほど急増したことがあるようです。政府が1月にリベートプログラムの資金が少なくなってきたと発表した後、トロント、ケベックシティー、バンクバーにある4つの受付拠点で受け付けた申請が、これまで300件ほどだったものが一気に5800件まで急増し、前例のない数となりました。今回の凍結は、そうした申請が正当なものかどうか1件、1件、慎重に審査するというものです。リベート申請は過去に販売したものについても申請できるようで過去販売分の申請が一気にされたという見方もあるようです。電気自動車・ハイブリッド自動車1台につき$2500-$5000をリベートして受けられるもので、ディーラーではこれを見込んで購入者に差し引いた金額で販売しています。ディーターが立て替えた形になっているリベート総額は約10ミリオンと推定され、政府からのリベート支給が遅れると200以上ある個人経営ディーラーの資金繰りが苦しくなります。既に10万ドル以上を立て替えているところもありレイオフなどを検討しているようです

 

しかし、業界全体では、この凍結を好意的にとらえており、今後は、Tesla車をリベートの対象にするかどうかという議論が出てくるようです。Tesla車の中には、中国上海で製造されているものもあるようで、本当にリベート対象となる車なのかどうかという指摘もあるようです。

 

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