【タイの田舎でマイペースながらも奮闘する、オイスカという環境NGOにいるタイねこの徒然話です。ご訪問、ありがとうございます😊】
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先日のオンラインイベントでは伝えきれなかったことがある。
村人『マイチャルーン村の水源林から水がなくなり、農業にも困るようになってしまった。だから今ではメコン川から水を引いてくるんだよ』
と言っていた。
メコン川から!?
正直、にわかには信じがたかった。
確かにメコン川のすぐ近くに村はあるけど、近いと言っても畑までとなると相当な距離だ。
『どのくらいの距離があるのですか?』
『2〜3キロはあります』
『え!』
その距離を水路ではなく、塩ビパイプを繋げて各個人が農場まで持ってくるのだ!
その現場、見てみたい…。
行って来ました!
メコン川からほんとに沢山のパイプが繋がって伸びている。
この一本一本が別の農場に繋がっているらしい。2〜3キロもの距離ね!
河辺には水を汲み上げている機械が何台も設置されている。
村のみんなはこういう苦労をしているんだね。
3キロもパイプをつなげるだけでも大変だよ!
ここから水を揚げて、数キロ先まで届け、そこでいったんタンクに貯めるんだそうな。
水やりではそのタンクからもう一度汲み上げる。
動力は2倍必要となり、ただでさえ値段が上がっている燃料費が2倍になるんだそうな。
すごい苦労だよね。
山からちゃんと水が来るようになって欲しいよね。
本当に…。
はるか先の農場まで延々と伸びるパイプをみながら、心から思ったよ。
水源林をなんとか取り戻したい!
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