空っぽでいいじゃん。

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町内のあるスペースで「MANGA似顔絵ギャラリー」を開く準備をしています。

似顔絵、というと制作された作品は依頼主でありモデルでもあったりするお客さんにお渡しするで、手元には何も残らないのが普通なのですけど
私の選んだ超アナログ技法であるクレヨン似顔絵は、ラフスケッチが手元に残るのです。これ見ると、ここ15年の私が走馬灯のように蘇ります。



この町に来てから描いた作品も、結構たまってきたので!今回、ラフ下絵も展示しようと思います。

つくづく、私は物語依存症だなあと思います。物語Readerで物語Eater。ランダムに見える誰かの人生ストーリーの中から物語を抽出してそれを栄養に生きている、それが私だったりするわけです。

私自身は結構空っぽだったりするんですが。だからこそ、なんでしょうね。


最近は自分が空っぽだっていうの、なんか気に入ってます。アイデンティティとか我執とか、そんなの別にいらないです。