「中国の最前線で感じた日本の未来|企業訪問で見えたグローバル市場の可能性」 | 日本文化、世界の歴史・健康・ミライにチャレンジ
2025-03-19 04:15:45

「中国の最前線で感じた日本の未来|企業訪問で見えたグローバル市場の可能性」

テーマ:色の言の葉









皆様こんにちはいかがお過ごしでしょうか。日本は異例の寒気により春の雪が降っているというニュースが流れていました。中国もまだまだ寒暖差が激しく身体が慣れません。


今回、香港から深圳へと入国して中国は広いなぁとあらためて感じました。深圳から梅州、梅州から東莞の長安に行き、その後松山湖、松山湖から深圳蛇口港は移動距離 深圳から梅州への移動距離と所要時間: 深圳市と梅州市の間の移動距離は約360~370kmで、車での移動では4~5時間程度かかります 。


近年、高速鉄道の整備により、深圳北駅(深圳市)~梅州西駅(梅州市)間を結ぶ高速鉄道が運行しており、所要時間は約2~3時間と大幅に短縮されました 。たとえば、朝深圳北を発車する高速列車は約2時間ほどで梅州西に到着します(運行本数は1日あたり十数本) 。高速バスを利用する場合は所要約5時間で、運賃は130元前後と安価ですが、高速鉄道に比べて時間がかかります 。タクシーやハイヤーで直接移動することも可能ですが、距離が長いため料金は高額になります。


今回は深圳までお迎えに来ていただきましたので車から眺める景色を4時間ほど充分に楽しめました。息子がいる会社は日曜日のためにお休みでしたが、同じ部署の方々がお出迎えしてくださり細やかな心遣いに感激しました。会食の際には初めていただくお料理に舌鼓を打ちながら日本語と中国語でコミュニケーションをとりました。


息子とともに訪れた企業の数々は、それぞれが独自のビジョンを持ち、驚くほどのスピードで進化を遂げていました。最新のテクノロジーを駆使した工場の自動化、持続可能なエネルギーへの転換、そしてグローバル市場を意識した戦略的な事業展開――そのすべてが、日本の未来を考える上で大きなヒントとなりました。


特に、中国企業の意思決定の速さと柔軟性には圧倒されるものがありました。市場の変化を瞬時に捉え、新しい技術やビジネスモデルを果敢に取り入れる姿勢は、日本の企業文化とはまた異なるダイナミズムを感じさせます。このスピード感に、日本がどのように対応していくのか。そして、日本独自の強みをどう生かしていくのか。その課題と可能性が交錯し、胸が高鳴りました。



また、企業訪問を通じて、日本の職人気質や精密なものづくりの価値が、グローバルな市場において今後ますます求められることを実感しました。ただし、それを発信し、世界と繋がるための戦略がより重要になることも痛感しました。

息子と共に過ごす時間の中で、単なる企業訪問ではなく、次世代に何を伝え、どのように未来を築いていくのかを考えるきっかけとなりました。日本がこの先どのように変わっていくのか、課題も多いですが、それ以上に可能性に満ちた未来を感じ、期待が膨らみます。