(※これは2021年5月14日の記事を別の場所から移動してきたものです。)
イギリスに来て、納豆やらキムチをつくるようにはなったものの、流石にこれはレベルが高すぎる!と思って諦めてきたのが梅干し作りなんでござぁ〜すのよ、そこの奥さん。でも梅干しってこっちで買うと結構高い!
それでまぁ海外在住の方だったらご存知だと思うのですが、遂にあたくしもやってみたのですよ、ルバーブ梅。
ルバーブっていうのはこういう植物でして、茎の部分を食べるわけですが、これが酸っぱいのですよ。
イギリス人はこれに砂糖を加えて煮て、ケーキやパイに使ったりするんですが、海外で梅干しに飢えた日本人はこれに塩をぶっ込んで煮るわけですね。イギリス人からしたら正気の沙汰じゃありませんが、こちとら故郷の味を求めて必死なんだわい!
作り方は超簡単、ルバーブの茎を適当にザクザクと切って、塩を加えて煮るだけです。弱火にかけると水を加えなくとも水分が出てきますので、そのまま全部が柔らかくトロトロになるまで潰しながら煮たら出来上がりです。
塩の量は…私はいつもWaitroseでルバーブを買うのですが、ひと袋全部使って、塩は大さじ1くらいですかねえ。それだとちょっと多いかな…。まあお好みで調整したらいいと思います。
そして味見してみると…
梅干しの味だ!!!
初めて作った時は、「んんん?これはちょっと微妙じゃないか??」と思って、ゆかりを混ぜてみたりして食べたのですが、今回久しぶりに作ったやつはそのままでも梅の味がしますねえ〜。
まだちょっと青い物も売られていますが、今回はだいぶ赤くなった物を使ったのが良かったのか、それとも私が梅干しに飢えすぎて、本来の味を忘れたのか。まあとにかくできるだけ赤くなった物を使うといいのかもしれません。色も綺麗に赤くなりますしね。
ルバーブは今の季節しか売られていないので、ざく切りにして冷凍しておけば、いつでも梅干しもどきが作れるようです。ネットで見たら冷凍ルバーブとか缶詰めルバーブとかあるようですね。缶詰めルバーブは甘いシロップに浸かっているようですが…。ちなみに義実家では庭に一株だけ植わっています。結構簡単に育つようです。
完