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- タイトル
東京アラフォー年収1000万円のシンプルな生活
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- カテゴリ
- グルメ・料理(全般) (252位/290人中)
- インテリア(掃除・収納) (37位/172人中)
- 秘書 (2位/4人中)
- ポジティブ日記 (24位/80人中)
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- 紹介文
- 都内一人暮らしの会社員。日常の色々を書いたいと思います。
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記事一覧
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- ある雨の日に…… 空想の散歩道。
- 咲 「今日どっか寄ってかない?」「……どこ?」俺の肩に頭を預け、のぞが嬉しそうにスマホを差し出す。でも、差し出されたスマホの画面ではなく、シャツの隙間に視線が吸い込まれた。すこし伸びた前髪が、滑らかな頬にふわりと滑る。指先で毛先を耳にかけてやると、視線を合わせてにっこりと微笑んだ…
空想の散歩道。 - ある雨の日に……
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- 食べごろ 5END 空想の散歩道。
- 咲「こ……今野、まさか貰ったの?」放課後、のぞから貰ったチョコを大事に抱えながら部室に顔を出すと、俺と袋を見比べた部員に渋い顔をされた。「何を?」「チョコ。今日バレンタインだろ?お前が貰えるんか?そして受け取るんか?バレたら天使に殺されない??」「ああ、これはのぞから貰ったやつ。…
空想の散歩道。 - 食べごろ 5END
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- 食べごろ 4 空想の散歩道。
- 望海―――困った。なんか面倒なことになってきた……。「のぞみん、今野んとこ行ってたの?貢物は代わりに受け取っておいたから。」「あー、うん。」 田中から受け取ったものを乱雑にカバンに放り込みながら、チャックが締まらなくなったカバンを見てため息を吐く。―――俺だって、あげたかったのに…
空想の散歩道。 - 食べごろ 4
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- 食べごろ 3 空想の散歩道。
- 咲「のぞみんが田中に本命チョコ渡してた!!!」1限のチャイムと同時に駆け込んできたクラスメイトが、その一言で教室に爆弾を投下した。それをすぐ後ろに控えていた教師に咎められ、浮ついた教室が無理やり鎮火させられる。でも、俺の怒りは少しも静まらない。田中。それはのぞの唯一の友達。それが…
空想の散歩道。 - 食べごろ 3
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- 食べごろ 2 空想の散歩道。
- 望海―――あー、渡せなかった……!!!カバンの奥にしまい込んだプレゼントを覗き込んで、こっそりとため息を吐く。咲は今日が何の日かも知らなかったみたいだし、昔からイベントに無関心なこともよく知っている。赤色で装飾された浮かれた街中を見ても、咲の目には何も映していない。単なる日常の風…
空想の散歩道。 - 食べごろ 2
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- 食べごろ 1 空想の散歩道。
- 咲真っ白な息が張り詰めた空気に溶け込み、低い雲が空を覆う。耳が痺れるように痛むけれど、この時間は嫌いじゃない。のぞが家から出てくるまで、あと2分。先月の誕生日にのぞから貰ったマフラーに顔を埋めて、スマホはカバンへ。悴む指先をポケットにしまいこみ、2階の窓を見上げる。白いレースのカ…
空想の散歩道。 - 食べごろ 1
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- こんにちは~ 空想の散歩道。
- 遅ればせながら、あけましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いします。更新もせずに放置しているブログですが、もうすぐバレンタインということで、咲×のぞの短編を書きました。お話の流れとしては『蛇に睨まれたオオカミ』の後の話になります。明日の10時からはじまります。よかったら…
空想の散歩道。 - こんにちは~
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- 蛇に睨まれたオオカミ 51 END & あとがき 空想の散歩道。
- 望海「夏休み、終わっちゃうね。」小さなバケツと花火セット。派手さは皆無だけれど、俺が望んだ最後の夏のイベント。欠けた月が浮かんだ空の下、向かいにしゃがみ込んだ咲が一生懸命ろうそくに火を灯していた。風除けになればと手を翳すと、咲が俺をじっと見つめる。ゆらゆらと揺れる火の光に、咲の顔…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 51 END & あとがき
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- 蛇に睨まれたオオカミ 50 空想の散歩道。
- 咲「咲、汗すごいね?」拭っても拭っても滴り落ちる汗を見つめて、のぞがふわっと笑う。「え、臭う?」「大丈夫。俺も汗だくだから……。」そう言いながら、赤ら顔をしたのぞがにっこり笑う。自分から漂う汗臭い匂いに混じって、隣に歩くのぞからはずっと甘い匂いが漂っていた。その匂いに誘われるよう…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 50
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- 蛇に睨まれたオオカミ 49 空想の散歩道。
- 「で、咲となんの話したの?」「さすがに急すぎない?」玄関に一歩踏み入れてから、靴を履いたまま男を見上げる。男の家は駅から20分ほど歩いた、2階建ての古いアパートだった。立て付けの悪いドアを開けると、中は蒸し風呂のような灼熱地獄。開けた瞬間に、目を瞑りたくなるほどの滝のような汗が額…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 49
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- 蛇に睨まれたオオカミ 48 空想の散歩道。
- 咲の部屋にいるのが気まずくて、久しぶりに陸部に顔を出した。サッカー部が校庭の大部分を占めているから、俺たちが使えるのは端にある空スペースのみ。だからこそ日陰が確保できるから、別に困ることはない。こんがりと焼けた肌の男たちが、ボールを蹴り飛ばしながら何かを叫んでいる。それをぼんやり…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 48
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- 蛇に睨まれたオオカミ 47 空想の散歩道。
- 望海―――あれから、咲が全然手を出してくれない……。花火大会の日、初めて咲が触れてくれた。嬉しくて、嬉しくて……俺たちの関係が進展する気がして、次の展開を期待してしまう。いつ続きをしてくれるのかと期待して待っているのに、咲はあの時のことなんてなかったかのように平然としている。ベッ…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 47
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- 蛇に睨まれたオオカミ 46 空想の散歩道。
- 「今日はやめておいたら?昨日具合悪そうだったし、熱中症なんじゃない?」のぞにそう声をかけられたけれど、ここにいた方が気が狂いそうだ。「大丈夫。」と声をかけると、のぞは寂しそうに笑う。俺が避けている事を、鈍感なのぞも薄々気がついているのかもしれない。のぞの心配そうな顔に背中を向けて…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 46
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- 蛇に睨まれたオオカミ 45 空想の散歩道。
- のぞがあの時のことに全く触れてこない。それが嵐の前の静けさのようで、刑を処される前の受刑者のようで気が気ではなかった。なるべく顔を合わせたくないのに、のぞは朝から晩まで俺の部屋にいる。―――勘弁してくれ……!!俺の心情など全く気にしない様子ののぞは、ベッドに寛ぎながらずっとゲーム…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 45
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- 蛇に睨まれたオオカミ 44 空想の散歩道。
- 「あ、懐かしい!お化け屋敷やってる!!幼稚園の時に陽兄と入ったわ。」「え、入るの?」そう言いながらちゃっかり一番後ろに並ぶと、俺に向かって手招きする。「ビビってんの?」「のぞ、ホラーもお化け屋敷も苦手だろ?なに考えてんの?」「あの頃は俺もまだガキだったから。」「いや、今も大して伸…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 44
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- 蛇に睨まれたオオカミ 43 空想の散歩道。
- 「のぞ、浴衣なの?」「あー、母さんが着てけって。咲はどうせ私服だろうから嫌だって言ったんだけど……。」―――恵さん、マジで神!!!!淡い鼠色の浴衣に、深みのある暗緑色の帯。のぞの白い肌や瞳の色に合っていて、とても様になっていた。のぞの和装なんて初めて見たから、見惚れるだけで言葉が…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 43
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- 蛇に睨まれたオオカミ 42 空想の散歩道。
- 「ねえ、花火大会行かない?」夏休みの宿題を宣言通り2日で終わらせ、後はだらだら過ごすんだとメリハリのある目標を掲げていたのぞが、瞳をキラキラ輝かせながら尋ねてきた。「えー、暑いし人多いからいいよ。夜だと危ないじゃん?」花火大会なんて、父親に連れられて幼稚園の頃に一度だけ行ったっき…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 42
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- 蛇に睨まれたオオカミ 41 空想の散歩道。
- 電車とバスを乗り継ぎ、江の島に着いた頃には既に太陽は頭上から容赦なく降り注いでいる。鎌倉に立ち寄り、生しらす丼で腹ごしらえを済ませ、小町通りで買った大量のお土産をリュックに無理やり詰め込み、ようやく今日の目的地である海に辿り着いた。サンダルが砂浜にめり込み、額を伝う汗の量は尋常で…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 41
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- 蛇に睨まれたオオカミ 40 空想の散歩道。
- 咲「おい、起きろ。」「あ……れ?今野?」田中の肩を揺すると、俺をぼんやりと見つめながら瞬きを繰り返す。膝の上にはのぞが体操着姿で熟睡していて、しがみつくように田中の腰に腕を回しているのが、非常に気に喰わない。渋滞に巻き込まれながら、予定よりも1時間遅れの到着。のぞが家で待ちきれず…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 40
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- 蛇に睨まれたオオカミ 39 空想の散歩道。
- 「今日は1人?」「あ、昨日の……。」昨日と同じようにゲーセンでぬいぐるみを狙っていると、見た顔に声をかけられた。昨日は制服姿だったのに、今日は緩い私服姿。緩くあいた首元には、昨日よりも濃い痕が刻まれている。―――やっぱり、彼女いるんだよな……?「覚えててくれて嬉しい。」「どうも。…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 39
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- 蛇に睨まれたオオカミ 38 空想の散歩道。
- 望海「望海、もうちょいマシなとこ行こうよ。」「なんで?」「デートにゲーセンは色気なさすぎない?」「だって、咲はゲーセン嫌いだし。」「ここだと死ぬほど職質されるんだけど……。」「あー、俺たち似てないからね。」退屈すぎる時間を持て余し、連絡もせずに始発の電車に飛び乗って、陽兄の住むマ…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 38
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- 蛇に睨まれたオオカミ 37 空想の散歩道。
- 田中いつものようにテニス部に顔を出すと、なぜかのぞみんがベンチで寛いでいた。また今野と痴話げんかでもしているのかと思ったが、目の下に酷いクマがあるのに気がついて慌てて駆け寄る。「大丈夫?寝てないの?」「……咲が合宿だから。」―――今野が合宿だと、なんでのぞみんが寝れないの……?理…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 37
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- 蛇に睨まれたオオカミ 36 空想の散歩道。
- 「今野~?お前、抜いてたろ?」「抜いてない。」「まあまあ、これでも見て予習しようぜ。」「何コレ?」手渡されたAVを見ると、似合わないスカート姿の男が困り顔でこちらを見つめていた。のぞ以外の女装なんてキショいだけで、大好きなはずの困り顔が少しも刺さらない。「女装子モノ。こういうのは…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 36
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- 蛇に睨まれたオオカミ 35 空想の散歩道。
- 咲「今野、私服どうした?」同部屋の3年に声をかけられ振り返ると、俺の服を見て固まっている。のぞがせっかく選んでくれた服を着ているというのに、会う人会う人に同じ顔をされすぎて、意味が分からない。―――俺には似合わないってこと……?「何が?」「いや、それどこに売ってんの?」「のぞが買…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 35
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- 蛇に睨まれたオオカミ 34 空想の散歩道。
- 明日から夏休み。期末試験を無事に終えて、涼しい部屋の中でゲームをしながらベッドに寝そべる。咲の匂いが充満した部屋にいるだけで幸せで、明日からここに入り浸れると思うと頬が弛む。そんな中、咲が思いだしたように口にした。「そういえば、陸部の合宿いつから?」「合宿ってなに?」「え、陸部は…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 34
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- 蛇に睨まれたオオカミ 33 空想の散歩道。
- 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、咲と視線が交わる。俺に格好いいって言われるのが、一番うれしいって言ってくれた。だから、たくさん格好よかったって伝えたい。早く声をかけようと立ち上がったが、俺よりも先に女子が駆け寄っていくのが見えた。見覚えのない制服に身を包んだ女子が、咲を見て微笑…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 33
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- 蛇に睨まれたオオカミ 32 空想の散歩道。
- 望海―――き、来ちゃった……。咲に内緒で練習試合に顔をだしたはいいけれど、他校なんて初めてでよくわからない。試合時間ギリギリに来たから受付も終わってしまっていて、広い敷地に気持ちが萎える。どうしようと思いながら校舎の方に向かうと、肩を叩かれた。「試合観に来たの?」「え?」「そっち…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 32
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- 蛇に睨まれたオオカミ 31 空想の散歩道。
- 全くやる気のなかったのぞが、瞬時に笑顔を消した。いつもの柔らかな雰囲気を封じて、代わりに全身から気迫が満ちる。エロ目とアイドル鑑賞で来ていたギャラリーがどよめく中、のぞひとりだけ別空間にいた。みんなが予行練習に余念がない中、目をしっかり閉じたまま微動だにしない。身体を使って覚える…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 31
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- 蛇に睨まれたオオカミ 30 空想の散歩道。
- 咲のぞがバーを見つめて、軽く助走をつける。バーに近づくにつれてスピードが増して、体重をかけて踏み込んだ。そのまま空に向かって身体がふわりと浮き上がると、バーからかなり高い位置を背中が通過した。そして平行に身体を保ったまま、ゆっくりと着地する。数秒で終わる僅かな時間だと言うのに、ス…
空想の散歩道。 - 蛇に睨まれたオオカミ 30
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- えりりーん!!! 空想の散歩道。
- 昔やりとりしてたメアド使えなくて、こちらで名前叫んですみません!こんばんは!お久しぶりでございます!!すごい前の話なんだけれど、もしかしなくてもコメント頂きましたか……🫨コメントほぼもらわないからどスルーで、昔のコメント見ながら元気出そうと思ってたら、えりりんの名前を見つけました…
空想の散歩道。 - えりりーん!!!
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