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- 登録ID
- 2083225
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- タイトル
飛んでやる
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- カテゴリ
- 詩・ポエム (-位/192人中)
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- 紹介文
- DEAD POET IN THE DEAD AIR:散文詩や写真詩、自分と向き合う文章にも挑戦したいです。
記事一覧
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- ありきたりな錯覚
- 朝と夜の境目に浮遊するこれって結構な苦痛肉体は休息を求めている 精神は活動を求めている眼球は疲労困憊しかしはっきりとした意識の中で ぼくはやはり浮遊しているあたかも幽体離脱しているかのようにあたかも自らの死体を俯瞰しているように生と死はどう区別するんだっけあなたが生きている根拠は…
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- 【幻聴詩】なんか違う
- なんか違う、なんか違う、なんか違うすべる、すべる、すべる、すべるこれって私だっけこれってあたしだっけこれって俺だっけこれって僕だっけ俺って誰だっけだってしがみついてないと剥がれそうになるんだ(だから俺は今も米津玄師の「POP SONG」を狂ったようにリピートし)愛している愛してい…
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- スピリチュアル・アラカルト
- 俺はいわゆるスピリチュアルなものを信じないけど、 私は少し興味があるかもしれない。 人型に切り抜かれた半紙に名前を記し、 取り憑かれたように食い入るように視線で焼き殺さんばかりにそれを睨み、 気が済んだらライターでそれを燃す。 記した名は嫌いなクラスメイトだったり親だったり会社…
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- この魂を返しなさい
- そこの狐 そこの先祖 そこの悪霊 この魂をこちらに返しなさい(ひび割れたたましいの隙間から連中は入り込んでくる)「心を強く持て」 だとか「気をしっかりしてれば」 だとか「病は気から」 だとか そんなbullshitにはもううんざりだ。 そもそも心という不可視の領域、精神という脳…
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- ビハインド・ザ・シーン
- 最近英語をよく喋るので日本語の詩作に支障が出ている。 でも何故か小説は書けるという謎現象。 やっぱり詩と小説とでは言葉の使い方が違うんだと、詩作の素人ながら感じる。小説も、筆歴が長いだけでプロではないのだが。 実は先日、英語力上達のために英語ブログを作成した。 ほぼ毎日更新して…
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- その赤い糸は絡むけど千切れない(今やワイヤレス)
- 「大丈夫じゃない? 私たちなら」 彼女はそう言って、だって愛してるんだもんと付け加える。 そしてその翌日大喧嘩をして、荷物をまとめて出て行った。 でも次の日には帰ってきて、やっぱり愛してると笑って、元の生活に戻る。 俺も糸をよくぐちゃぐちゃにしてしまうことがある。 糸? よく分か…
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- 嗚呼美しき我が田園よ(この首を絞める現実から我を救ってください)
- コンクリートとセメントの中で生活しているでもぼくは根っからの緑の子高くて青くて息を深く空が好きで(毒素にまみれた都会の空気ではなく)、風にたなびく広い田園が好きで(日光を照り返しぼくの貧弱な肌を焼くアスファルトではなく)、嗚呼、美しき我が田園よ(すべて投げ捨てて逃げ帰って見えるの…
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- 老害とクソガキ in My Mind
- この年になると(What's My Age Again?) 気力が失せたり億劫になることが多い 奴もいる 最新情報を追うことや 最新の電子機器を使うことや スラングの意味を調べることや 或いは世相の全てを知ることが 僕の中にはコンサバティブな思考と最先端の思考が混在していて 時…
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- 死せる空気の中で必死に呼吸を
- 知能が、落ちている気がしている。否、事実落ちた。今も、落ちていっているような気がする。 いくらパートナーがとんでもなく高いIQの持ち主とはいえど、ここ最近、いや、半年か一年か、その判別すらつかない俺は、言葉を正常に発せなくなったり、健忘が激化したり、精神障害の無駄に長い病歴で学…
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- 信仰心、偶像視、NOTHING
- 深更、誰にでもなく泣きつきたい時 貴方には誰がいますか 何がありますか 命と魂の乖離を皮膚で感じながら 僕はスカルキャンディのヘッドホンをして爆音で注入される音楽にすがりつくのです 誰もいないから 音だけがあるから 音楽に対する敬意 それを産み出し演奏したり歌ったりする人々は …
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- Cheers!
- ぐるぐると ぐるぐると ぐるぐると その痩躯に纏うのは脂肪とおびただしい数のタスク 嗚呼 忙しい忙しい ハースケだハースケだ 常日頃そういう口走る彼は 仕事のためTOEICでハイスコアを獲ろうと英会話スクールに通っている が ハードスケジュール は 和製英語であって 本来は "…
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- 最後の電灯
- 彼女は暗闇を愛し蛍光灯を愛すから それって矛盾してるから でもそれが彼女だから 僕はいつでも彼女が蛍光灯を素手で殴り壊してもいいように せいぜい消毒薬とガーゼ、包帯なんかを常備する 俺は恐くない 暗闇なんか恐くない それを紛らわすために唄ったりしない そのための音楽なんか必要な…
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- 「揺るがない自分の核を持ちなさい」
- She said;「どんなに辛いことがあっても、必ず戻ってこれる核みたいなものを 自分の中に作って 何があっても最終的にはそこに戻れるようにしなさい 貴方は文章が書けて、ユニークで、優しいパートナーも居る存在」 そんなことができるんだろうか。事実トライしてみたが今のところ成功し…
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- 油のかたまり
- オイリー オイリー ジューシー ジューシー食欲をそそる 食欲をそそるオレ様こそが最も人間の食欲をそそる食い物だとわめき叫ぶもういいって腹に残った油は脂肪となる肝臓を筆頭に様々な内臓の害となるオイリー オイリー ジューシー ジューシーオレ様こそが最も人間の食欲をそそる食い物だとわめ…
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- 午睡、聴覚過敏
- 今日はえらく長く昼寝をしてしまった。 お気に入りのカフェまで多少歩いて行って、さあ作業だとノートやラップトップを出した辺りで入店してきた中年女性三名がもう、鬼のような気迫で会話を始めるからさあ大変! 俺の耳は過敏なのだ、一度拾ってしまったサウンドは、いくらノイキャン付きの重低音…
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- 柵の外の世界(決して見ることができないという前提の基に)
- ぼくは背が低い。だからこの高い塀と有刺鉄線の外には出られない。 出入り口? そんなものは無い。 別にここは刑務所でも、精神科病棟でも、怪しげな実験施設でも何でもない。 ただぼくはここで生まれ育って、そろそろ十五歳になる。 外の世界のことは、きちんと勉強している。 人がいっぱい居…
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- 「狂ってやがる」と、彼は私につばを吐いた
- なんでだろう 自分がおかしいなんて 思ったこともなかった 高校に入ってすぐ バイトを始めて 好きなバンドのライブに行くようになって 音源も映像も音楽雑誌も買い漁って メロも歌詞も丸暗記して ライブでは最前で頭振りまくって そんな中で彼に出会ったのに 一緒にライブやイベントに行っ…
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- 「前、です」
- ——原点回帰は重要だけど、トゥーマッチになると今度は進化できなくなるでしょ。「初心を忘れずに愚直に努力すれば、必ず次のステップに進めます」——その、次のステップっていうのは?「前、です」何年も前に読んだロックバンドのインタビューに、こんな一説があった。俺はこういうワンラインに弱い…
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- 静寂の中で
- 静けさの中で 誰かの泣き声がする 産まれるのが恐いと 子宮で必死に泣き叫んでいる ここに居たいここに居たいと 外界に出ることを恐れている 静寂はそれを通過列車みたいに無視する 穏やかな表情の妊婦は 胎児の動きを勘違いし あらぁ、今日もよく蹴るわね なんて呑気な幸福に微笑んでいる…
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- このブログについて
- はいどうも。二之坂きあです。この記事ではタイトル通り、当ブログと筆者である俺について解説いたします。最後までお付き合いいただければ幸い哉。ブログの主旨とかその辺もともと我流で詩作はしていたんですけど、公開する度胸がなくてですね。昨今幾多ある投稿サイトにアップするのはハードル高ぇな…
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- 俺は俺、私は私(或いはその両方であり両方でもない)
- ちょっと中学二年生なタイトルになってしまった。良いんだ別に。ここは俺が世間体とかイメージとかそういのを取っ払って好き勝手各ブログなんだから。本来な、こういうブログは自己紹介とかいわゆるABOUTページだったり自己紹介記事を書くんだろうけど、俺、今、そういう気分じゃない。いや、後で…
飛んでやる
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