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涼野海音の俳句部屋
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- カテゴリ
- 俳句・短歌 (84位/131人中)
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- 紹介文
- 俳人涼野海音の読書録と日記。句集、本の紹介。
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記事一覧
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- 「滝 令和7年 4月号」より
- 多忙につき、久しぶりのブログ更新。どうにか第二句集『虹』(ふらんす堂)の発送も終盤にさしかかり、残り40冊ほどとなった。 4月2日は、俳人協会の「花と緑」の吟行会(日暮里)に参加し、知人と合流した。以下の吟行法の2のパターンである。1 個人で吟行に行き(単独吟行:この言葉、気に…
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- 「俳句界 2025年 4月号」(文学の森)より
- 私の第二句集『虹』(ふらんす堂)は、こまめに申し込みを取り、ようやく残り60冊ほどとなった。知人のブログなどでの宣伝効果か、ここ2週間で、このブログからの句集の申込者が増えた。「セクト・ポクリット」というサイトで、篠崎央子さんが私の句集の句を紹介してくれた。篠崎さんありがとう!…
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- 河原地英武句集『虫売』(燦文舎、2025年)より
- 前回のブログの補足。なぜ「超結社」(特定の結社の所属を前提としない。無所属可)で、句会をしているのかという質問もあったため、以下にその理由を記しておく。結社の句会や結社への所属を否定するものではなく、1 「句会を特定の結社の勧誘の場にしないでほしい」、「句会で勉強手段の干渉を受…
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- 「滝 令和7年 3月号」より
- 私の句集「虹」を読んだ方から、超結社句会の運営方針を教えてほしいというメールがあった。以下の1~5の方針で、結社や協会という団体の力を借りず、代表兼幹事の私ひとりで、1ヶ月に、約130人近くと超結社句会(約700句にコメント)をしている。1 堪え性のない参加者の相手をしない(去…
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- うっかり著『詩歌文集 欅になれる気がしている』(百匹ブックス、2024年)より
- 宣伝ばかりで、恐縮だが、今日の毎日新聞に、私の第二句集『虹』(ふらんす堂)の句が紹介された。私のことを、ときどき勘違いして、専業俳人だと思っている方もおられるため、以下に私の俳人活動をあげておく。 ひと月に2回の対面式の超結社句会(2時間×2回。所属問わず、全国から郵便出句のみ…
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- 武藤紀子句集『雨畑硯』(本阿弥書店、2024年)より
- 第二句集『虹』(ふらんす堂)の残部が、ようやく残り100部を切った。約1ヶ月で約200部を、申込者に郵送したことになる。なお「句集出版のお祝い会」を、開いてもらったことは、一度たりとも無い。これからも開かれることは、ほぼないだろう(そのような派手な会は、私自身が望むものではない…
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- 「晨 令和7年 3月号」より
- 林氏の句集『海光』の効果か、私の句集『虹』(残部はだいぶん減った)の効果か、このブログのアクセス数が若干増えている(おそらく前者の効果だろう)。 このブログは、基本的に私の読書録、日記・雑談がメインだが、他の専業俳人の方のように、「有名俳人とパーティで話した」「俳句賞の授賞式に…
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- 林誠司句集『海光』(俳句アトラス、2025年)より
- 私の第二句集『虹』(ふらんす堂)を毎日、5〜7冊郵送して、20日ほど(計120冊)が過ぎた。このブログの更新より、「句集の申込者への郵送や不在出句者の返信を早くせよ」という声が聞こえてきそうなので、記事は短めにしておきたい。 知人が一斉に、林誠司氏の句集『海光』(タイトルの通り…
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- 「滝 令和7年 2月号」より
- しばらく、このブログには、私の第二句集『虹』について、手前味噌な独り言を書く。第二句集を送った方から、「装丁もデザインもシンプルで良いですね」という感想が届いた。今回、第二句集を編むにあたり、「句集はシンプルな方がよい」と再認識した(第一句集『一番線』には、150句しか収録され…
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- 河野いはほ句文集『柳絮』(私家版、2024年)より
- 第二句集『虹』(ふらんす堂)を出版後、3週間で、ようやく100部ほど、自力で郵送した。目が回る(@@)(ふらんす堂の編集日記でも、この句集が紹介された)。以下は私の方針。 1 自らの句集にサインを書かない(字が汚いためである。そもそもサインを入れて欲しいという方がほぼゼロ。私の…
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- 坪内稔典句集『リスボンの窓』(ふらんす堂、2024年)より
- 第二句集「虹」の申し込みメールやすでに句集を読んだ方からの感想のメールの約3割が、「海野涼音」と、間違った名前になっている。もしかして、間違った名前で、このブログに辿り着いた方もいるかもしれない。 よくある間違いであるため(所属俳誌に誤植されるぐらいだから)、いちいち訂正はしな…
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- 「アジール 8号」(2024年11月)より
- 毎日、小まめに郵送リストを作成し、自らの第二句集を郵送する日々。私は、3年ほど、データ入力を黙々とする仕事をしていたことがあるが、そのスキルがいま役に立っている。句集の反響が早くもあった。 告白のために手に取る氷柱かな 五十嵐秀彦 大花野落としたままの鍵の束 Fよしと 山の怒り…
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- 「聲 秋・冬」(2025年1月)より
- 一週間で約50冊、空き時間に第二句集「虹」(ふらんす堂)を、自力で郵送した。基本的に「申し込み」があった方だけしか、郵送はしていない(こちらからの献本は、図書館・マスコミ関係が主)。一から郵送リストを作成し、句集を梱包、ポストに入れる。いい運動になることにはなるが、諸々の他の締…
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- 「聲 創刊号」(2024年7月)より
- 26日に納本された第二句集『虹』(ふらんす堂)の郵送作業に追われる日々。句集を申し込んでいる方は、徐々に郵送予定ですので、しばらくお待ちくださいませ。 桜咲く首輪苦しきブルドッグ 遠藤容代 初蝶がヒマラヤ杉をよぎりけり 遠藤由樹子
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- 「蒼海 26号」より
- ある都会在住の俳人のブログによれば、句会の人数が6人まで減ったため、その句会を閉会予定だそうだ。 私は、地方で20年ほど句作しているが、最小人数3人の句会を知っている。私自身が運営している対面式の句会(1ヶ月:2回)は、郵便出句者を入れて、10~15人ほどで推移しており、ワンオ…
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- 「滝 令和7年 1月号」より
- 第二句集の見本が昨日届く。いよいよ完成が近い。みなさま、どうぞお楽しみに!(申し込まれる方はメールでどうぞ)。 一塊の鹿肉赤き霜夜かな 成田一子 数へ日や全速力の密漁船 石母田星人 鏡餅前山の風しづまれり 菅原鬨也 黒ヘルのライダーをみな冬霞 鈴木清子 恐竜の歯の化石とや桜咲く…
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- 福神規子句集『火のにほひ』(ふらんす堂、2024年)より
- 俳人協会の会報「俳句文学館」で知人数名が、俳人協会賞の候補になっていることを知る。新年から嬉しい記事だ(何人かは、継続的に通信句会で、句座をともにしている)。 修身の本に神の絵雪もよひ 別荘に読みさしの本青胡桃 折鶴のくちばし細し立子の忌 音絶えし機屋小路も雁の頃 天井の竜の真…
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- 林亮句集『詩筒』(私家版、2024年)より
- 明けましておめでとうございます。本年もこのブログをよろしくお願いします(更新は3日〜5日に1回ほどになりそうです)。 俳句関係で、今年「継続」できそうなことはせいぜい3つまで。1:実作 2:超結社句会の運営(今年立ち上げ予定の通信句会で、私がワンオペ運営している句会は7つになる…
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- 藤岡毬和句集『木洩れ日』(文学の森、2024年)より
- 年末の大掃除。NOTEの更新も、今年は最後。31日までに古本屋へ行く予定。 野球場より海見えて風花す 通報は不審船とや朝曇 石鎚山の札売の来る三日かな 陽炎や脚で脚掻くフラミンゴ 春風や寺に沖見の椅子二つ
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- 「晨 令和7年 1月号」より
- 今年の寄稿歴と受賞歴をNOTEにまとめた。 来年の目標は、年に4回、ネプリを使った俳誌の発行。そして初学者向け(結社、居住地問わず)の超結社(無所属可)の通信句会(定員10名。実費のみ。句は未発表あつかい)の立ち上げである。まだ私が運営している句会に参加したことがない方で、もし…
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- 「椋 2024年 12月」より
- 今年最後の対面式の超結社句会が終了。俳句関係で今年達成できなかった目標:ネプリでの俳誌作成(もし効率的な方法を知っている方がいれば、メールで教えてくださいませ)。第二句集の方は、どうにか校正まで終わったから良しとしておこう。 俳句に関することで、私がしないこと(時間的に無理。表…
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- 「運河 令和7年 1月号」より
- ようやく第二句集の第二校の確認が終わった。来年、春に出版予定である。予約される方はメールでご一報を。 露しぐれ巡礼も修験もをらず 谷口智行 秋の虹バスに置きたる筆談具 冨田美子 豊年の輝きにあり近江富士 堀 瞳子 脱皮終へたる蟷螂の萌黄色 草地明子 秋晴やぴんと張りたる猫の髭 …
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- 「いぶき 26号」より
- 昨日は、ポートアイランドを吟行後に、神戸の元町の「第2回横山蜃樓顕彰俳句大会」に参加。私が所属している「いぶき」が主催している俳句大会である(なお「いぶき」誌のバックナンバーが必要な方は、メールでご一報を。手持ちのバックナンバーがなくなり次第終了)。 「いぶき」は、結社問わず参…
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- 「滝 令和6年 12月号」より
- 超結社句会1回目の不在出句者の返信を終えた。今年も「俳句の伸び悩み」の相談を、数名から受けた。その原因は、以下のようなことにあると思う。1 選句基準低い句会(選句基準が低い投句先)と選句基準が高い投句先を、掛け持ちしている。(前者を退会して、他の選句基準が高い句会を探さないかぎ…
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- 大矢知順子句集『雛箪笥』(角川文化振興財団、2024年)より
- いくつか結社誌を購読だけしている。定員も会則もない 「無料」のインターネット句会を開催している結社も知っているが、会員が50名を超え、収拾がつかなくなっている模様(点取りゲーム化しているようだ)。(インターネット句会のことは、NOTEの有料記事にも書いた)。 初学者~中級者以上…
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- 藺草慶子句集『雪日』(ふらんす堂、2024年)より
- 時々どんな指導者の句会がよいか、聞かれるが、1~5の経験がある指導者を探せばよい。1 指導ノウハウがある俳人に5年以上、指導を受けた経験がある。2 数十句単位の賞の受賞経験がある。3 超結社句会への参加経験が5年以上ある。4 所属誌のみならず、他誌や他結社のベテラン俳人の句集を…
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- 「俳句文学館 2024年 12月5日」(俳人協会)より
- 香川から遠方の句会へ参加していた70代の知人が、また一人俳句を辞めた(このような方を、もう五人以上みてきた)。何が原因か知るよしもないが、もしかしたら、以下のようなことが原因かもしれない。「お金がかかるだけだから、俳句のために遠隔地まで行くのはやめなさい」と、家族から苦情が出る…
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- 『鈴木厚子集』(俳人協会、平成24年)より
- 目下、第二句集の校正といくつかの原稿執筆のため、ブログやNOTEの更新は、再び低頻度になっている。 話は変わるが、私が選者を引き受けている俳句大会では、毎回、二重出句が頻発している(詳しくは、NOTEの有料記事に書いた。どこの大会も同じだろうか)。 A句会→俳誌での結果公表あり…
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- 「滝 令和6年 11月号」より
- 体調不良の週を乗り越えて、どうにかブログに復帰。40を超えて、年々、風邪が治りにくくなっているようだ。ぼちぼちと句会の返信を再開中。 窯出のオカリナ並ぶ月夜かな 石母田星人 千人の患者眠れり冬北斗 菅原鬨也 穴まどひ野田の玉川流れ痩せ 及川源作 多賀城の朱の南門やちちろ鳴く 成…
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- 飯塚よし枝句集『骨に似る』(ふらんす堂、2024年)より
- 最近、NOTEからこのブログへ飛んできてくれる方も多いようだ(このブログは、私の読書録と日記である)。 懇親会、余談。東京のある有名俳誌の句会に行ったことがある。句会(句会費2千円)の後、大方の方が、「5千円」もする懇親会に参加していたのに驚いた。交通費をふくまず「7千円」も、…
涼野海音の俳句部屋
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